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 私は、どう見ても太陽信仰を七面山に感じます。

 

曼荼羅に天照大神様が描いて有るのも、それを意味しているのではないかと、たかちほは考えています。

 

しかし・・・・時代の背景のせいで大っぴらには出来なかった・・・・。

のではないかなと思います(仏教重視の時代の為)


たかちほが、思っている事はさておき、七面山と太陽の素敵な関係をご紹介したいと思います。


 

七面山では、春分の日と秋分の日の二日間だけ太陽が非常に素敵で特別な現れ方をするんです。


それは・・・・・『ダイヤモンド富士』です
PCC賛助団体のNPO法人 日本上流文化圏研究所より引用させて頂きました

この美しい姿が年に二回だけ見られるのです。その日の特典はそれだけではないのです。

 

【特別な日に境内を照らす神々しい光】

七面山の山門の前に御来光を見られる平地が有ります。

その平地から山門を通して、前述のお彼岸両日には、太陽の光が敬慎院の境内まで届くように造られています。山門を通って・・・・・

本堂に祀られている七面山大明神(女神)に直撃することでパワーを得、そのパワーを人々に還元する、という仕組み。
因みに、敬慎院は、1297年(永仁5年)鎌倉時代に創設されたそうですが・・・・それにしても・・・・・

随身門をくぐった春分・秋分の御来光は、図のように石段の上方を通過し、敬慎院本殿に達するのです。

参照図→古代史の暗号様よりこちら

 

【エジプトの神殿と類似している】

実はこれは、春分・秋分の日の朝に限って、日光が65m奥の至聖所まで届くアブ・シンベル神殿の構造の様な、壮大な構想の仕掛けがしてあるという事なのです。

七面山敬慎院の創建者の意図に基づくものであることは、疑う余地はないでしょう

~以上~

 

 

富士山山頂にピッタリと太陽が昇る様は日本人にとっては霊験新たかに感じる事は間違いのない事実でしょう。

このように、特別な日、特別な場所(断層上とか)、に聖地が一直線に並ぶ現象をレイラインといいます。

※レイライン(Ley-Line:光の線:The Old Straight Track)は1921年イギリスの考古学者が太古の遺跡配置が直線に並ぶ様を発見し、著書『en:The Old Straight Track』により一気にメジャーになった。


単なる偶然なのかそれとも意味があるのか、その答えを解くために様々なラインを検証する考察が世界中でなされている

実は七面山はとあるライン上に有ります

 

【御来光の道】

そのレイラインとは『ご来光の道』といいます。

画像は運営会社 有限会社さくら様からの引用です


ご来光の道は千葉県の上総一之宮から昇った太陽の日輪が、日蓮聖人が立教開宗された清澄山の旭ガ森から、富士山上を経て一直線に七面山随身門を通り抜け、敬慎院本堂の屋根上の七曜の瓦紋迄降り注いで、更にその光の道は遙か出雲大社まで一直線にと結ばれると云う

 

※1) 上総合一宮とは? この神社の祭神:玉依姫命

応神天皇・玉依姫命・神功皇后を祀っているのは八幡神社。

この神社も八幡様信仰という事でしょう。

実は日蓮には八幡様信仰が根底に有ります。彼の生涯を書いたものにその話を載せて行きたいと思っています。

 

このレイライン上に、二つの神社が有ると言う事も。

日蓮宗が神仏習合色が強い事の現れだと感じます。

 

 

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