前回のお話しで出てきました役行者は賀茂氏であるという内容・・・。
実はこれがわかると色々な事が見えます。
なので、少し、難しいかもしれませんが、ここら辺を掘り下げて行きたいと思います。
まず賀茂氏とはイスラエル12支族の中の一族を由来とします。
ついでなので12支族の解説もします。
12支族のリスト
『聖書』の記述では、イスラエル12部族とは、以下の者達を祖とする部族のことである。
父:ヤコブ、母:レア(ラバンの娘)から生まれた6子
長兄ルベンの末裔 ①ルベン族
次兄シメオンの末裔 ②シメオン族
三男レヴィの末裔 ③レヴィ族
四男ユダの末裔 ④ユダ族
五男イサカルの末裔 ⑤イサカル族
末弟ゼブルンの末裔 ⑥ゼブルン族
父:ヤコブ、母:ジルパ(レアの下女)から生まれた2庶子
兄ガドの末裔 ⑦ガド族
弟アセルの末裔 ⑧アセル族
父:ヤコブ、母:ラケル(レアの妹)から生まれた末子
ベニヤミンの末裔 ⑨ベニヤミン族
父:ヤコブ、母:ビルハ(ラケル の下女)から生まれた2庶子
兄ダンの末裔 ⑩ダン族
弟ナフタリの末裔 ⑪ナフタリ族
父:ヨセフ(ヤコブとレアの妹ラケルの子)、母:アセテナ(エジプトの祭司ポティ・フェラの娘)から生まれた2子
兄マナセの末裔 ⑫マナセ族
弟エフライムの末裔 ⑬エフライム族
以上を合計すると13部族となってしまうがこれについては以下の4通りの処理の仕方がある。
- ヤハウェに仕える祭司職であるレビ族については慣例として数に入れないので12部族となる。通常はこのレビ族を入れない計算法が採られる。この場合、レビ族は部族扱いされていないだけで「古代イスラエル人」の中には祭司として含まれる。
- どうしてもレビ族を数に入れたい場合には、かわりにエフライム族とマナセ族をあわせて「ヨセフ族」として1部族とする方法もある。これは実質的には上記の方法と同内容をさすことになる。
- 特に対処せず、12部族ではなくそのまま13部族とする。これも実質的には上記の方法と同内容をさすことになる。
- ダン族を除外して12部族とする。かなり後世になってできたもので比較的珍しいが『ヨハネ黙示録』などが採用。この場合、形式的にも実質的にも、ダン族は含まれていない。
そうなんです・・・
イスラエルは実はそのまま数えると13支族になりますが・・・
その中のレヴィ族を今回は注目して欲しいのです・・・。
何故なら賀茂氏はこのレヴィ族だからです。
この賀茂氏がとても鍵を握っている事は以下の内容からもわかります。
例えば・・・・かの有名な空海もレヴィ族の血筋です。
※詳細はこちらにも書きました→こちら
それと・・・・役行者も賀茂氏なので同族ですね。
そして・・・神道ではとっても有名な八咫烏の方々。
彼等の正体は・・・記紀において、巨大な鳥と描かれている八咫烏ですが、その正体は人間である。
下上賀茂神社の伝承によれば、人間・八咫烏の名は
「賀茂 建角身命」といい、賀茂氏の太祖なのです。
当然ならがら八咫烏の名を冠する漢波羅秘密組織の方々もまた、賀茂氏であるのです。
日蓮の話しの中でも書いてきましたが、空海は仏教徒ではなく、隠れ景教と考える方が無難でしょう。※詳細は→こちら
そう考えると辻褄が合う事が有ります。
それは・・・・皆様は神社に回って居て、何故か「役行者と空海って同じ場所に来た事が結構あるな」と感じませんでしたか?
実は私はずっとそれを思って居ました。
実は、熊野にもその痕跡が有りました。
まあ・・・役行者と空海って同じレヴィ族でも有るわけですし、空海が隠れ景教徒という事を考え合わせれば、実は当たり前の事ではないのでしょうか?
すると・・・つまり・・・
八咫烏と空海と役行者は、絶対神ヤハウェに使える祭祀族のレヴィ族なので、そういった意味では皆仲間なのでしょう。
そして、この賀茂氏。日本の社会では非常に重要な鍵を握って居ました。
例えば、江戸時代を築いた徳川家康でありますが、その家紋はというと、御存知の様に三葉葵。
三葉葵は葵祭の葵であり、下上賀茂神社の社紋でもあるのです。
つまり、家康の正体は賀茂氏なのです。
この様に八咫烏は歴史の節目節目に、息の掛った者を送り込み、国体を守ってきたのです。
それでは役行者と空海の共通した訪問場所・・・・
その場所に実際に出掛けてみましょう・・・・。
続きは→その4