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【大麻の茎からは、環境に優しく土に還元するバイオプラスチックを造る事が出来る】


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1929年、アメリカのフォード社は、大麻への自動車への応用に着手、12年間研究していたのです。
 その研究成果を1941年にポピュラーメカニック誌に

「土から育ったオーガニックカー」というキャッチフレーズで掲載しました。

それは一体どういう車だったのでしょうか?大麻の自動車って?



①車体のフレームだけはスチールを使用

②ボディーの70%は大麻とサイザル麻と麦藁で作られいる

③残りの30%は大麻樹脂結合剤から造られた、ヘンププラスチックボディー

④大麻の種子から搾取した油を燃料にしては走らせる事に成功


えっ?麦藁とサイザル麻?麦藁!プラスチック?

困難で強度とか大丈夫なの?

って思いませんでしたか?私も思いました・・・



どころがですね、実際には


同型のタイプの車と比較して、重量は三分の一で衝撃強度は十倍あるとの事。

一般的なものよりずっと軽量なのに強度は凄い!って事ではないですか~!正にスーパー素材!


そして、それだけでは無いんです・・・

物には寿命という物があると思うのですが・・・

この素材はゴミになっても素晴らしいのです!

その理由は・・・


大麻のバイオプラスチックは、石油系のプラスチックと比較すると燃やしても有害物質を出さない

●生分解が可能な点で非常に環境に優しく、抗菌作用も高いことから環境プラスチックとしての可能性は革命的な物を秘めて居ます。

抗菌で!生分解ですよ~凄い!



【燃料】
大麻の種子油や茎のセルロースから

ディーゼル様油と同じ様な発火点をもつ燃料や

メタノール・エタノールを作る事が出来る。

メタノールは21世紀期待のクリーンエネルギーで、燃料電池の原料にもなる。

2001年7月、実際にアメリカでは、ヘンプシードオイルを使ったバイオディーゼル車の走行プロジェクトが開始されました。

実験車には1985年生のメルセデス・ベンツのディーゼルターボ車が使用され、7月4日アメリカ独立記念日に、1千マイルの走行テストが行われ、成功してます。



では日本ではどうでしょうか?


2002年。ヘンプカープロジェクトが実行された。

四トンキャンピングカーがヘンプオイルで日本列島を縦断し、一万三千キロを走破する事に成功しました。


大麻から燃料を作れば、化石燃料の様に、重金属や硫黄を放出してないので、酸性雨や大気汚染の問題も解決する可能性が高い。

またバイオマス(生物体)エネルギーである大麻は生育段階で二酸化炭素を酸素に還元する最も環境負荷の少ないエネルギーの一つです。

大麻は空気中の二酸化炭素を酸素に還元する力が他の植物よりも非常に大きく、落葉樹の三倍から四倍の二酸化炭素を吸収します。


もし、北アメリカの6%の土地で燃料用に大麻を栽培したならば、合衆国は化石燃料に全く依存しないでもするとリンオズボーンは

「アメリカにおける農業によるエネルギー産業」という著書の中に書かれているそうです。

なお現在でも脈々と大麻での車製作は受けつがれております。


今ではこんなに恰好良いのもあります
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その4