葬儀の終わった次の日なので、今年の1月20日の事でした・・・。
私は晩御飯の片づけをしていて、皿を洗っていました。
すると子供が
「ねぇねぇ！ママ！お兄ちゃんが水を飲んでる！」と大声で騒いだのです。
何を言ってるのさ～この忙しいのにと、ちょっと生返事気味で、ふ～ん・・・そうなんだと適当に相槌を打って居ると。
子供「だからぁ～本当だってばぁ！こっち来てよ！」
と腕を興奮気味に引っ張るので、仕方なく手を拭きながら、ウサギ兄貴の居たゲージを見に行きました。
居なくなったとはいえ、彼が住んでいた所。辛くて畳めず気が済んだら片づけようと思ってそのままになってました。
変と思われるかもしれませんが、残された数個の糞でさえ愛しくてならなかったのです。
もう二度と彼が糞をする事は無いのだから・・・・。
餌を食べる事も無いんだと解っては居ても、朝水を取り換え、牧草を詰めて居たんです。
話しが少しそれましたが・・・そのゲージを見に来た私は驚きで身動きできなくなりました。
だって黒い透けて居るシャドウの様な物がくるくるゲージを回ってるのが見えて居るんです。子供にも見えてる様でほら回ってる！と騒いでいます。
ウサギ兄貴はおまわりの芸の出来る子で喜んだ時にも自分からやって見せてました。
そしてね・・・・それだけに終わらず・・・・
何と・・・水を舐める音がするんですよ。犬等を飼育なさってる方もわかると思いますが、あのボールの所を舐める、コリコリコリ見たいな音が本当にするんです！
そしてその音と共になんと水の泡がプラスチックボトルの中をポコポコと上がってくるのです。
水を飲むためにボールが上がると空気が入るんですが、正にそれです。
で最後のアワが消えるとさっきの物体も音も全て無くなり静寂に包まれたのです。
でもね・・・怖いだなんて一つも思わなかったです。
むしろそんな状態なのに家にまた来てくれて嬉しくてねぇ。
でも、やっぱりそれだけに終わらないのがウサギ兄貴、
次の朝も違う形で家にやってくるのですよ。
続きは→その27