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 火葬場から出てきた、ウサギ兄貴の骨は本当に細くて小さかったです。
兎の骨は細いと言いますが、本当でした。

その骨を子供とトングの様な物で拾い始めます。
子供は怖がるどころが、手で小さなものまで黙って拾い集めます。

「・・・俺の喉の骨を貰え・・・」

あれっ何か聞こえた・・・
「俺の喉の骨を持って行け・・・・」
生前から聞いてきたウサギ兄貴の声でした・・・。
それを分骨のカプセルに詰めます。

全てを終えて・・・・骨壷を納めるのはここですと・・・。

       
       あっ!

たかちほが何に驚いたのかと言いますと・・・。
何と・・・我が家の部屋番号と同じなんですよ!
ここは大きくて有名な動物霊園何です。そんな偶然そうそう有るとは思えません。
寺が気を利かせてくれた?
いえ、それはあり得ません。問い合わせた所、火葬した順番で骨壷の入れる場所を決めてるそうです。

ウサギ兄貴は家に来るために産まれてきたんだなと妙に納得しました。
そして、奇跡的な事は続きます。
帰り道に池が有りました・・・。
そこが弁財天様だったのですが、これは芸能の神様ですよね。


で、その一週間後に私は歌のコンサートを控えて居たのです。
実は人前で一人で歌うのが初めてだったのですが、その前に幸先が良いかなと思ってお参りしてみました。


実は私は、過去世の記憶に残る呪文の歌を再現しようとして歌を始めたのですが、その声が現状の自分では出せるものでは有りませんでした。
それはとあるものを呼び出す呪文です。

後ほどその声が出せるようになり、この様な現象が起きました。
その内容は→こちら
 
 
 
この声が出るようになるまでに数が月かかりましたが・・・
私の思いこみではない証拠です。これがもしただの雲なら、屋根との距離が近すぎます。
この様な丸いものが呪文を唱えると大量に降りて来ました。

ウサギ兄貴の葬式を終えた私達は帰宅しました。
するとその夜に不思議な事が有りました。
夜の10時半に電話が鳴りました・・・

トゥルルルルルル~・・・・・・
          トゥルルルルルルル~・・・・
            トゥルルルルルルルルル~・・・・・
家には小さな子供が居ますので、こんな時間に家の電話が鳴る事はまず無いに等しいのですが・・・
はていったいこの電話をかけてるのは誰だろうな~と思いながら電話を取りました・・・・
        すると・・・・


続きは→その25