このいきさつは、実は1月9日に、家の兎が死んでしまったのですが、餌などを大量に保有してた事に端を発してました。
知り合いにあげようか、それともどこかに寄付しようかなぁと漠然と思っていたら・・・・。
彼が言います。
「困ってる兎にあげてね」
私「動物保護センターとか?捨てられた動物の沢山いるところかなぁ?」
彼「ううん、違うよ。大きな地震があったでしょ?その時に困った、兎達にあげてね」
その様に言われたので、私は某保護団体を検索して探し、地震の時に困った動物達に特化して動物を保護してる団体を見つけ出しました。
そして牧草等を支援物質として送ったのですが、お礼のメッセージをわざわざ送って頂いたのですが・・・・。
私は読みながら涙が頬を伝わりました。
その内容を以下に抜粋したいと思います
「震災から1年10ヶ月経過しましたが、いまだに保護依頼や支援要請は絶えないままです。
避難して来た子達は冬の間、底冷えのする厳しい仮設住宅のまま・・・。
福島県内の若い世帯や子供達は放射線被爆を恐れ県外へ避難し、戻って来る気配さえありません。
新しい生活を望まない年寄り世帯と動物達だけが残り生活をしていますので、重いフードや普段の買い物などでも苦労している様です。
避難区域に残された子達は給餌に入っているボランティアのお陰で何とか命を繋いでいますが、保護が追いつかず残念ながら次の不幸な命がどんどん産まれています。
人間の姿を一度も見たことの無い子達が産まれ育ち、運良く保護出来ても野良猫や野良犬状態で人馴れが出来ず譲渡も難しくなっています。
それに避難区域は放射線量が高い地域ばかりです。
保護した子達は小さな体で外部被爆や内部被爆をかなり受けていますので、今後どの様な経過をたどるのか慎重に見定めなくてはなりません。
私達は少しでも多くの子達を保護・譲渡しようと頑張っておりますが、保護頭数も多いのでいつも収容場所の確保に苦労しております。
でも・・・身の丈で行かなくては長続きしませんし無理は禁物ですので、はやる気持ちを抑えながら活動しようと思ってます。
私はとても胸を痛めました。人間だけじゃないのです!そこに居る動物達。いやむしろ原発などを作ったりしていない彼らの方が本当の意味で、もっと被害者かもしれません。
それなのに・・・・人間に集まる支援の方が圧倒的に多く、動物のは圧倒的に少ないなんて!
どうしてこんな世の中なんだろう・・・・と私は思いました。命の重みはペット達も人間も一緒だと私は考えてるものですから・・・・。
この様に彼が教えてくれる事は学びがあるのです。教えてくれる彼にありがとう。
そして、「他の命も大事にしなければいけない」と深く感じた出来事でした。
そして、善意の保護団体の人達の行動・・・・・
口だけで可哀想と言うのは誰でも簡単です・・・。
でも彼らは、自分達のの体を使い、そして、人間以外のものに対しても命を尊重する姿はとても立派で素晴らしい行為だと尊敬の気持ちを持ちました。