エロジャケに気をつけろ【連載第10回】 | 牧歌組合~45歳からの海外ミュージシャン生活:世界ツアーに向けて~

エロジャケに気をつけろ【連載第10回】

ジャケにピクン! 音にピクン!

まじで暑いですね、今年の夏は。


ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)/1969: Velvet Underground Live, Vol. 1
小林克也が「そんなバナナ!」とユニクロのCMで語っていたことでおなじみのニューヨークの伝説のバンド。個人的には女性ドラマー、モーリン・タッカーのプレイが好き。ロックの歴史を語る上で外せないバンドなので必聴。中島みゆきの「ファイト」を「盗作」したといわれているバンドが、彼らのホームページ上で熱い思い入れでこのアルバムのことを語っていたのが、ちょっと笑えます。

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Various Artists/ The Sounds of Sex
ちょっと音楽とはいえませんが、エロ場面向け音効素材集。色んな性的行為の場面の音から、フェチっぽい音までギッシリ詰まっています。アマゾンで1000円もしません。自分も買ってみました。

エリック・アレキサンダー・カルテット(Eric Alexander Quartet)/ザ・ジェントル・バラッド
以前、鶴光のオールナイトニッポンねたでも取り上げましたが、もう一度。ジャケットの魅力と溶け合う、色気あるスタンダード・ジャズ、スロー・バラード特集。「ハーレム・ノクターン」から、「レフト・アローン」「ミッドナイト・サン・ウィル・ネバー・セット」「ストーミー・ウェザー」などなど。

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パーラメント(Parliament)/ Up for the Down Stroke
鬼才、ジョージ・クリントン率いるパーラメント、74年の作品。この作品でJB's のブーツィー・コリンズがメンバーに加わり、柔軟性ある面白ファンク(?)の新展開がスタート。最近のヒップ・ホップ、ソウルばかり聴いてる人がどれだけパーラメントとか聴いているのか解らないんだけど、彼らの影響を受けていないブラック・ミュージックって存在しないのではないかな? とにかく面白い。僕はこのあたりが好き。

フランク・マントゥース(Frank Mantooth)/ Sophisticated Lady
ジャケットはエロを超えて変態ですが、中身はきちんとした、れっきとしたジャズ。マントゥースはコンポーザー、アレンジャーとして著名な音楽家、これは1994年録音のビック・バンド・アルバムです。ビッグバンドと言えば「スウィング・ガールズ」! 本当にヨカッタ!

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