母親の肺に小細胞ガンが見付かった。

そういう決まりがあるらしくて、抗がん剤治療が始まるらしい。

(あー。カウントダウンはもう始まってたんだ)

っていうのが正直な感想。

お母様が癌になって闘病して、っていう瀧波ユカリ先生の【さよならも言わずに】という手記マンガを読んだから、(あんな感じになるのかなぁ)と、ボンヤリと思う。

悲しいかな、私には兄弟姉妹はいないので、ああいう感じにはならないと思うけれど。

まあ今の所は父親が元気でいてくれるので、なんとかなるかな、と呑気に構えてもいる。

(多分、この数年《もっと短いかもしれないし、反対に長いのかもしれないけれど》が、ラストチャンスになるのだろう)

私には何が出来るだろう。

母と何がしたいだろうか。

旅行にも行きたいし、お酒を飲みながらダラダラと喋り明かすのも悪くない。

だけど、大切なのはきっと、『母が何をして欲しいか』、『母は何がしたいか』なのだろう。

そんな事を想って、ドトールでミルクレープをつつきながらコーヒーを啜っている。