15シルビア ヘッドライト殻割り 2016 圧着編
前回からの続きです。
8*レンズを圧着する前に、必ず付属のブチルテープを使用します。
レンズ固体差や技術レベルも違うので、一概にどれ位使用するかは分かりません。
ちなみに今回弊社では、これくらいしか使いませんでした。
レンズ側では無く、本体側溝にテープを付けます。
量は経験値でしかありませんが、溝の1/3以下が目安です。
付け過ぎて内側にあふれる事態だけは、避けましょう。
9*あとは、逆手順でウインカー側からはめ込みます。
無理に圧着せず、ある程度暖めてから途中で一度取りだし圧着し、再度熱をいれると無理無く綺麗に圧着出来ます。
圧着する際は、工具は使用しません。
10*作業に自信の無い方や、レンズ面に隙間が出来た場合等は、防水処理をした方がいいでしょう。
見た目は悪くなりますが、浸水するよりはマシです。
そして、完成です。
リフレクターの経年変化による、ヤツレは見えてしまいますが、新品同様で見事に蘇りました。
一応。
弊社で一生懸命、鏡面加工したレンズと比較してみました。
装着してればこれでも十分綺麗なのですが、やはり比べると差は歴然です。
今回、初めて装着してみましたが、フィッティングは全く問題ありませんでした。
耐久性はまだ分かりませんが、金型にかなりお金を使っているのは歴然で、純正同様のハイクォリティーでした。
これで35000円は、プロの目から見ても安いと思います。
ちなみに。
弊社でも取り扱いしていますし、弊社での交換工賃は25000円です。
でもDIYでも十分可能ですので、ご自身で交換してみてはいかがでしょうか?
一部の企業秘密箇所はさすがに伏せましたが、それでも出来る限り分かりやすく、どなたでも作業出来るようにと、長々と書いたつもりです。
15シルビアのレンズ交換の最後の手順書として、皆さんに広く楽しく利用頂ければ、幸いです。
~~ 以上、この章おわり ~~~