まさひろ酒造訪問

偶然にも家族で行った沖縄ツアーの訪問先に泡盛の専門店も含まれており、沖縄でのいい思い出の一つとなった。

ツアーの一部の訪問場所だったので滞在時間は30分程度であったが、これがきっかけで泡盛にも興味をいだいた。

 

 

そもそも泡盛って

沖縄にこれば名前はオリオンビールとともになんども聞いたことがあるが、あまり深く考えたことがなかった。

お酒ではあるが、日本酒でもなく焼酎でもないような...

 

いったい何?からはじまる。

 

以前沖縄に来た時に「久米仙」って小さなパックに入ったものを飲んでみたが、リピートしていない自分がいるので、さほどお気にめしたものでもなかったのか、先入観でアルコールが高いイメージをもって多少なりとも敬遠していた感があったので、これまでは沖縄に来た時だけ飲む感じだった。

 

 

まさひろ酒造で案内していただいた係員の方によると、泡盛はタイ米を黒麹で仕込むとの話をしていただいて、

何で「タイ米!?」と疑問が…

 

実はその昔15世紀ころ、琉球王国とタイ(当時シャム:暹羅)の交流があり、タイから蒸留酒の作り方が伝来されたのが、そもそもタイ米を使用する理由であった。

 

読み物などによると、日本では主に黄麹菌が酒作りに使用されてきたのだが、沖縄での温暖多湿な気候が黒麹が育つ適した環境だったため、また黒麹菌はクエン酸を多量に生成するため、酸度を高くし腐敗を抑えることができるなどの観点から、沖縄では酒作りに黒麹菌が使用されてきた。

 

つまり、泡盛とは、タイ米×黒麹菌のコラボレーションなわけなのです。(学び)

 

 

まさひろ酒造見学

まさひろ酒造訪問では、係員の方が15分程度泡盛の説明やまさひろ酒造の話をして、その後、試飲させていただいた。

 

残念ながら日曜日の訪問だったため、製造ラインは稼働していなかった。

泡盛が瓶づめされた姿を流れていくのをみたかったのだが…

2階の窓越しから見る製造ラインは思ったよりも小さかった。

仕込みのためのタンクや蒸留するような設備は残念ながらみかけることはできなかった。

 

 

まさひろ酒造は、創業140年で創業者の名前が由来。

古酒は製造されてから3年以上のものをいう。(おもったより古くない...)

 

 

訪問最後は試飲。

試飲では泡盛だけでなくもろみ酢も試飲でき、ツワー客が群がったため、係員の方は大変だったろうな。

係員の方はこのもろみ酢でダイエットできたことをアピールされていたが、ダイエットしなくてもいいような感じの係員の方であった(笑)、営業トークかな!?

 

試飲には梅酒泡盛や古酒まさひろ、118という銘柄が試飲できた。

 

自分には「蔵出しまさひろ シングルストレージ首里118」が性に合わったので購入した。(これも旅での出会い)

製造日が2009年とかいてあったので、すでに14年経過しており、うれしかった。

ラベルもちょっとウィスキーやジンっぽくってかっこイイ。

1,500本限定のプレミアム古酒、43度。

 

 

 

泡盛の展示には、100年以上、封をきっていないものもあったので、保存状態さえよければ、ずっと保持できるようだ。

梅酒は正直、そのままの梅酒の方がおいしいような(個人的感想)。

 

手土産に泡盛「島唄」の小瓶をいただいた。

 

 

沖縄の47酒造所

まさひろ酒造の方の説明によると以前は100か所以上酒造所があったようで、今は沖縄には泡盛の酒造所が47カ所ある。

 

次回の沖縄の旅でも是非、他の酒造訪問もしてみたい。

 

またタイには数回訪れたことがあるが、次回タイに行くことがあれは蒸留酒について探ってみたい。

 

 
将来いつか行ける日を夢見てこちらに沖縄の47か所のリンクを貼っておこう。
 

 

おおっ、宮古島市にも6カ所あるではないか!見学できるのは2箇所だけのようだ。