第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会(2023年試合終了時)

これまでの全国高校7人制ラグビーの大会の通算勝利数から、1番強い学校はどこなのか調べてみました。

夏の菅平で行われ、15人制ラグビーと違い、7人制ラグビーも結構、面白い大会です。

選手の皆さんは、7人で広いグラウンドを駆け回るので、体力と瞬発力がかなり必要だと思います。

 

地方から勝ち抜いた全国47代表+前年度優勝校の県からもう1校の計48チームで争われます。

報徳学園や桐蔭学園などは15人制と違ったユニフォームを使用し、新鮮さを感じます。

 

番付を作ってみました。

番付:勝利数には予選リーグ、敗者戦や順位決定戦での勝利も含みます。

勝利数が同じ場合、優勝回数、出場回数が多い方を上位にしました。

優勝はカップトーナメントの成績です。

 

 

番付結果

横綱:桐蔭学園高校の活躍が光っています。過去通算9回連続出場。優勝回数1回(2019)。通算勝利数39。

第10回大会(令和5年)は準優勝(佐賀工に31-14で敗戦)ですが、冬の花園も楽しみです。

 

大関:國學院栃木高校。7年連続8回出場。2019年,2021年は準優勝。2015年は佐野日大高校が出場。

今大会はカップトーナメント5位の成績(順位決定戦:関西学院に38-7)でした。

関脇:2018年一度優勝している流経大柏高校。過去通算9回連続出場。今大会はカップトーナメント9位の成績でした。

小結:コンスタントに出場している茗溪学園高校。過去通算9回連続出場。

今大会はカップトーナメント準決勝で佐賀工業に惜しくも敗戦(20-17)でした。

 

前頭1:札幌山の手高校(前年前頭3)。過去通算8回出場。2018年は旭川龍谷高校が出場。

毎年コンスタントに勝利しています。カップトーナメントで流経大柏に敗れ10位。

 

前頭2:仙台育英高校。過去通算9回連続出場。宮城と言えば現状15人制も7人制も仙台育英高校が常連校です。

ボウルトーナメントで磐城高校に19-29で敗れ、6位。

 

前頭2:日本航空石川高校。(前年前頭1)過去通算9回連続出場。日本航空石川高校も石川県常連校です。

予選プールで引分けありのプレートトーナメントでしたが、残念ながら1勝もできずに今大会は終了してしまいました。

そのため、前年前頭1から前頭2(仙台育英高校と同勝利数23)に。

 

前頭4:朝明高校。過去連続通算6回出場。2014年は四日市農芸高校が出場。今回は出場できず。

三重代表は15人制でも毎年決勝戦であたる四日市工が初出場でした。

 

前頭5:青森山田高校(前年前頭7)。過去通算4回連続出場。最近は15人制含め青森県で代表になり常連校になりつつあります。

今大会はプレートトーナメント13位。

 

前頭6:関商工高校。岐阜の雄。過去通算5回出場。2016,18,22、23年はライバルの岐阜工業高校が出場しています。

前頭7(共に通算11勝で4校並ぶ)

秋田工高校:ボウルトーナメント準優勝

明和県央高校:プレートトーナメント5位

中部大春日丘:プレートトーナメント6位(明和県央に14-36)

深谷高校:過去4回出場。2016年は慶応志木高校、2019年,2022年は昌平高校が出場。2023年は川越東が初出場。

 

西

横綱:東福岡高校。過去通算9回連続出場。優勝回数3回(2014,2016,2017)。通算勝利数45は桐蔭学園を6勝上回っています。

今大会は予選プールで、茗溪学園と共に勝ち点5、総トライ数で2位通過でプレートトーナメントに回りました。

プレートトーナメント決勝では、石見智翠館に26-28で敗れ、準優勝でした。

 

大関:東海大大阪仰星高校。過去通算8回連続出場。優勝回数1回(2015,2021)。通算勝利数35。今大会は大阪予選(あブロック)で常翔学園に12-14で敗れ、全国大会へは出場できませんでした。

 

関脇:報徳学園高校。優勝回数1回(2022)。過去通算9回連続出場。カップトーナメント準決勝で24-29で桐蔭学園に敗戦。

 

小結:佐賀工業高校(前年前頭1)。過去通算9回連続出場。今大会はカップトーナメント決勝で桐蔭学園に31-14で勝利し、初優勝。

高校日本代表選手も数多く居て、冬の花園でも注目校になりそうな予感です。

また、来年は佐賀から2校出場できるので、たのしみですね。

 

前頭1:石見智翠館高校(前年前頭2)。過去通算9回連続出場。プレートトーナメント優勝。

前頭2:長崎北陽台高校。過去通算7回連続出場。今大会は長崎南山高校出場のため、勝利の上積みできず。番付も小結から転落。

前頭3:尾道高校。過去通算9回連続出場。広島県の常連校。今大会はボウルトーナメント優勝。

前頭4:高鍋高校。過去通算8回連続出場。宮崎県の常連校。ボウルトーナメント準決勝で秋田工(17-19)で惜しくも敗戦。

前頭5:御所実高校。過去通算6回出場。2019,22,23年はライバルの天理高校が出場のため、白星積上げできず。

 

前頭6:京都成章高校。過去4回出場。準優勝2回(2015,2017) 2014年は洛北高校。

2016、18、22、23年はライバルの京都工学院高校(前頭8)が出場。

前頭6:光泉カトリック高校。通算6回出場。プレートトーナメント9位決定戦で京都工学院に12-21で敗れ10位。

前頭8:2校

大分東明高校:通算6回出場。プレートトーナメントで準決勝で石見智翠館と19-19の引分け。

京都工学院:2年連続4回目出場。プレートトーナメント9位。

前頭10:城東高校。6年連続出場6回目。ボウルトーナメント9位。

 

2023年 出場校(通算回数)

北海道 札幌山の手(8)

青 森 青森山田(4)

岩 手 黒沢尻工(5)

宮 城 仙台育英(9)

秋 田 秋田工(4)

山 形 山形中央(8)

福 島 磐 城(5)

群 馬 明和県央(5)

栃 木 国学院栃木(8)

茨 城 茗溪学園(9)

埼 玉 川越東(初)

千 葉 流経大柏(9)

東 京 早稲田実(3)

神奈川 桐蔭学園(9)

山 梨 日川(7)

長 野 飯田OIDE長姫(初)

新 潟 開志国際(3)

富 山 富山一(4)

石 川 日本航空石川(9)

福 井 若狭東(6)

静 岡 静岡聖光学院(4)

愛 知 中部大春日丘(4)

岐 阜 岐阜工(4)

三 重 四日市工(初)

滋 賀 光泉カトリック(6)

京 都 京都工学院(4)

大 阪 常翔学園(3)

奈 良 天 理(3)

和歌山 熊 野(初)

兵 庫 報徳学園(9)&関西学院(初)

岡 山 倉 敷(3)

広 島 尾 道(9)

鳥 取 倉吉東(2)

島 根 石見智翠館(9)

山 口 高川学園(初)

徳 島 城 東(6)

香 川 高松北(5)

高 知 高知中央(3)

愛 媛 松山聖陵(6)

福 岡 東福岡(9)

佐 賀 佐賀工(9)

長 崎 長崎南山(1)

大 分 大分東明(6)

熊 本 熊本西(4)

宮 崎 高 鍋(9)

鹿児島 鹿児島実(7)

沖 縄 名 護(6)

■開催場所

菅平高原サニアパーク

■開催日程

🏉予選プール

7/15(土)9:00~13:00  メイン・A・B・Dグラウンド

🏉決勝トーナメント

7/16(日)【一 ・二回戦】 9:00~14:40    メイン・C・Dグラウンド

7/17(月)【準決勝・決勝】 2021年7月19日(月) 8:30~13:50    メイン・C・Dグラウンド

🏉閉会式

7/17(月)14:00- メイングラウンド

予選プール分け

Aプール 常翔学園 石見智翠館 黒沢尻工

Bプール 静岡聖光学院 秋田工 松山聖稜

Cプール 仙台育英 天理 倉敷

Dプール 報徳学園 鹿児島実 青森山田

Eプール 桐蔭学園 熊本西 中部大春日丘

Fプール 流経大柏 日本航空石川 高鍋

Gプール 光泉カトリック 日川 高川学園

Hプール 國學院栃木 大分東明 飯田OIDE長姫

Iプール 佐賀工 倉吉東 山形中央

Jプール 岐阜工 明和県央 高松北

Kプール 札幌山の手 若狭東 高知中央

Lプール 長崎南山 早稲田実 熊野

Mプール 城東 川越東 関西学院

Nプール 名護 富山一 磐城

Oプール 尾道 京都工学院 開志国際

Pプール 東福岡 茗溪学園 四日市工