あちこちで、ハゲタカの感想書いていたせいで、ブログに5話の感想をアップするのを忘れていました(^^;;


4話でホライズン・ジャパンを解雇された我らが鷲津社長ですが、付いてきてくれた有能な3人の部下たちと新しい事務所にお引越し。
紅一点のリンさんが命名した「サムライファンド」と言う名前に、何やら嬉しそう(笑)
光石研さんと杉本哲太さんと一緒に、非常に頼りになる部下であり、回を増すごとに存在感を増しているリンさんですが、演じる太田緑ロランスさんは、なんとNHK版のハゲタカでも同じ役で出演なさっていたとか!
同じ女優さんが同じ原作を元にした別の作品でまた同じ役を演じるとは、とても珍しいことですよね。
実は現在放送中の朝ドラにも出ていらっしゃるそうです。
髪の色でもガラリと雰囲気が変わるので、今後も注目していきたい役者さんです。
サムライファンドは気がつくとさらに二人のスタッフが加わり、ヤル気満々ですね✨

鷲津さん行きつけの立ち食いうどん屋さんで、わざわざ待ち伏せして、メニュー「全部頼んでも990円か。ずいぶん安上がりだな」と嫌みを言って去って行く滝本社長。
こらこら「食べて行かんのかーい」と、全視聴者がツッコミを入れた気がするのですが、多分、鷲津さんがなんとなく責任を感じて根性で全部平らげてくれたことでしょう(笑)

あけぼのを巡って、サムライvsファインの総力戦が繰り広げられる中、芝野さんが、あけぼののレーダー開発部の部長さんを連れてきます。
あけぼのを守りたい一心で、必死に社員株を取りまとめて来た、と。
腹を括った人間の心意気に打たれるサムライファンドの面々。
部長さんを見つめる鷲津さんの表情の優しいこと!
日光みやびホテルの貴子さんと同じく、覚悟を決めて戦う決意をした人間に対しては、ビジネスのラインギリギリのところまで温情をかけるんですよね。
クールに見えて、本当は実に人間らしい面が見え隠れするのが、鷲津の多面的な魅力です✨

あけぼのをアメリカのプラザグループから守るために、今は政府系の企業の支援組織で、陰のトップとして働いている飯島氏を取り込もうとストレートに切り出す鷲津と芝野。
あれだけの修羅場を演じた数年後に、またビジネスの場で巡り会う…飯島さん、さすがにしぶとい(笑)
そして海千山千の小林薫さんのいぶし銀のお芝居、さすがですね〜✨

大人たちが丁々発止のやり取りをしている間に、鷲津を追い出してホライズンジャパンの社長に就任したアランは、鷲津への私怨?から、日光みやびホテルの株を売却し、本社の意向を無視してサムライファンドからの有利な契約を断るんですが…
アラン、間違いなくクビですよね?
鷲津への複雑で屈折した心を抱えたまま、アランは果たしてこの後どうなるのか…心配です。

今回一番スカッとしたのは、ファインと結託して一方的に社長を解任したあけぼのの会長に対して、芝野さんが
「この会社を駄目にしたのはあなたです。あなたにあけぼのの未来を作ることは出来ません!」と啖呵を切るシーン!
「二度とショボくれた顔をしたくない」と言い放って去るその姿は、己の信じた正義を貫き通す強さがあって本当にカッコ良かったです✨✨
鷲津さんの影響で強くなりましたね!芝野さん!
はーっ、スカッとした(笑)


そして、あけぼのに対して株の公開買い付けを行うことを大々的に発表して、あけぼのの経営陣とファインの滝本社長に宣戦布告!
あけぼの株の買い付け価格は990円!
そうです!
滝本社長が「口に合わん」とバカにしたうどん屋さんの全メニュー価格と一緒!
鷲津さん、お気に入りのうどんをバカにされて実は根に持ってましたね?(笑)

どちらにしろ、サムライファンドにとっても背水の陣。
予告ではなんと総理大臣まで巻き込んで、アランをサムライファンドに誘っていましたが、果たしてどうなるのか。
明日の第2部完結編も物凄く楽しみです!✨




本編とは関わりない物凄い余談なのですが、どうしても言いたくて…。
芝野さんの奥さんが治療に通っている病院と、あけぼののロビー…コウノドリの舞台だったペルソナ総合病院ですよね!?
雰囲気はもちろん違いますが、どうも見慣れた風景が懐かしく、思わずサクラ先生を探してしまいました(笑)
まさか、ハゲタカとコウノドリのロケ場所がかぶるとは(^^;;

局もドラマも違うけれど、この偶然には主演の綾野剛さんもきっと苦笑なさったのではないでしょうか(笑)

ドラマ自体はすでにクランクアップしたと記事になっていましたが、あっという間に駆け抜けた暑い夏でしたね。