気がつくと一週間過ぎるのがあっと言う間、
先生も走る、頃は師走でございますね。
(言い訳か…(^^;)

8話は、四宮先生が研究協力していた早期胎盤剥離研究チームから誘われて、ペルソナを辞めるべきか迷う話。
新生児科の次期エースと期待され、いささか医師としての自信が鼻につき始めた白川先生が、誤診によってその鼻っ柱をへし折られ、新生児科の医師としてさらにステップアップする為にペルソナを去る決意をするのが、大きなストーリーでした。

四宮先生にはサクラ先生。
白川先生には下屋先生。
己の進路に迷ったり決意をした時に、そっと背中を押してくれる同期の戦友がいるんですよね。
ライバルでもあり親友でもあり、互いに高め合う存在って得難いものです。
観ていてとても羨ましくなりました。

そして今回の最大の見せ場?は、あの如何なる時も冷静沈着で温厚な今橋先生が、自分の責任を放棄しようとした白川先生を本気で叱りつけたこと。
後進を育てるって本当に大変なことなんですが、今橋先生のブレない安定感と優しさは、医師として人間としての強さがあるからこそなんですよね。

そんな今橋先生のように、前作からステップアップしてグッと安定感と頼もしさが増したサクラ先生。
ペルソナの周産期チームの柱である二人がいれば、スタッフが移動したり卒業したりしても大丈夫…なのかも知れませんが、今のペルソナチームが大好きなのでそれはなかなか寂しい…。

でも、落ち込んでいる白川先生に、前シリーズでペルソナチームをリタイヤしてしまった新井先生が声をかけてくれるシーンは嬉しかったです。
あの後の新井先生が非常に気に掛かっていたので。

赤ちゃんやその家族に退院後の未来や生活があるように、医師にも実生活や未来があるんですよね。

お医者さんは神様じゃなくて、患者である我々と同じ。
何度も同じことを書いている気がしますが、このことを知っていたからこそ、風間さんのお母さんは、大切な我が子を誤診した白川先生の謝罪を受け入れて「お世話になりました」と言ってくれたのだと思います。
(静かだけれど強いお母さんを演じた芦名星さんの抑えたお芝居が素敵でした)

能登で唯一の産婦人科医である四宮先生のお父さんの病状も気掛かりだし、不育症がテーマだし、今夜のコウノドリも目が離せません!



そして、待っていた「武曲」のBlu-rayが届いたのですが…サクラ先生と研吾のあまりの振り幅がね、もうね…詳しくは、また(笑)