ラストゲームで起きた奇跡の話 | コーチ公認会計士大塚としひでの「心の変革録」

コーチ公認会計士大塚としひでの「心の変革録」

7回チャレンジしてやっと公認会計士試験に合格
まわりから無理だと言われ、一度はあきらめた独立起業にも40代でチャレンジ!

会計税務を楽しみながら学べる小説「カイケイシタイヨウ」を連載。
日々の気づきやセンターピース、NLPで学んだこと”などを書いてます。

 

※長文です。

 

小6の息子のチームが最後の大会に参加した。

近所の5チームで総当たりによるリーグ戦。

 

中学受験も終え、

ベストメンバーが戻ってきた中での最後の大会。

 

会場は、近所の小学校グランド。

人工芝のグランドで、

大雨でなければ特に天気を気にすることなく

試合できる。

その日は曇り空だったが、幸い風はなく、

3月の曇天にしては過ごしやすい。

 

むしろ少し寒いくらいのほうが

選手の水筒の水も減りにくく、

汗もかかない。

選手にとっては体力が削られないので、

プレーしやすそうだった。

 

そんな中で始まった試合。

 

1試合目、2試合目ともに勝利して

迎えた第3試合。

 

今回のリーグの中では最強チームで、

先週は0−3で敗戦していたチーム。

 

試合は前回のスコアからは想像できない接戦。

一進一退の白熱する攻防の末、

前半終了間際に相手チームのエースフォワードに

ゴール右サイドに突き刺さる値千金のシュートを

決められる。

後半何度もチャンスを作るも、

スコアはそのままで惜しくも0−1で惜敗。

 

敗れはしたが、

全力を尽くした見事なゲームだった。

 

 

そしていよいよ最終戦。

 

対戦チームは、チーム戦力だけで言えば

こちらの方が上と思われる格下の相手。

これまでの3試合でも、

勝ち点を取れていない様子だった。

 

実はこの大会、監督が不在のため

代理でコーチの私が指揮をとっていた。

 

6年生にとっては正真正銘公式戦ラストゲーム。

そして組みしやすい相手ということで、

当初のゲームプランではなるべく選手全員を

出場させようというプランの元スタメンを決めた。

 

今思い返せば、

3試合目の強豪との戦いで力を出し切ってしまったのか、

チームとしても張りつめた糸が切れたたような、

お気楽モードがわずかに漂っていたような気もする。

 

そんな中始まった前半。

前半早々に相手チームにコーナーキックを与え、

コーナーから直接1点を決められてしまった。

 

まさかの失点。

切り替えていこう!とチームに檄を飛ばすも、

不穏な雰囲気が漂う。

チーム内でも、まあなんとか逆転できるだろう、

というどこかゆるい空気か流れていて

一抹の不安を感じる。

 

そして不安は見事に露呈する。

 

立て続けに、2点目、3点目を失ってしまった。

前半の3分の2を過ぎたところでまさかの3失点。

 

「やばい、このままでは負ける。」

 

そんな危機感を抱いた私は、

当初の全員出場というゲームプランを捨てることを

決断する。

まず、本来とは別のポジションに配置していた

エースストライカーをフォワードに戻し、

動けていないと感じたメンバーを交代。

 

一瞬、交代した6年生は最後の出場になるかもしれない

ということが頭をよぎるがすぐにその想いは捨てる。

とはいえなんとか前半最後に、

交代したメンバーが1点返すのが精一杯。

前半を終えて1ー3。

 

後半12分の中で、あと3点取らなければ勝てない。

前半を終え、やや暗い表情でベンチに戻るメンバー

に水を飲ませて一息つかせると、

出場メンバーをベンチに座らせて

最後のミーティングを始める。

 

「ここまでのことをとやかく言ってもしかたない。

それよりも、後半に集中しよう。

最後の試合、勝って終わりにしよう!

メンバーを変えるよ。」

 

そう言って、ベストメンバーに交代を告げる。

 

「さあ勝つよ!行ってこい!」

 

私が最後に檄を飛ばすと、

はい!と大きな声で選手が応え、

グランドへ戻る。

 

集中力と覇気が戻った表情をした選手たち。

 

とはいえ後半12分で3点というのは、

いくら相手が弱くてもそう簡単なことではない。

 

だが、やるしかない。

 

今ベンチにいる私にできることは、

グランドに立つ選手を信じて、

鼓舞し続けることだ。

 

「さあ、まずは1点だ!」

 

ピーっという後半開始の笛と共に、

エースフォワードが走り出す。

 

ボールを奪った彼は、

持ち前のパワーとスピードを生かし、

あっという間にゴールを奪った。

 

2ー3。

 

あと1点で同点。

 

「きゃー、やったー!」

そんな黄色い声援のママ応援団の声に

選手はゴールパフォーマンスで応えつつ、

まだ点差のあることを忘れていないのか、

すぐにポジションへ戻る。

 

相手ボールで始まったあとは、

何度もシュートチャンスを作るも、

得点を奪えない。

 

しかし、以前なら気持ちが切れたり、

イライラしたりする選手たちが、

しっかり声を掛け合いながら粘り強く対応する。

成長を感じさせる。

 

そんな中、

左サイドからの味方スローインから

味方選手がボールを受け、

すかさずゴール前に出したスルーパスが、

右サイドを駆け上がった選手にドンピシャで

わたりシュート。

キーパーの頭上を抜けゴールネットを揺らす。

3−3の同点。

あと1点。

得点した私の息子は、

すぐにボールを持ってセンターサークルに向かう。

あと1点、絶対勝つ!

そんな想いがチームを包み込む。

 

その後何度かピンチを作るもしのぎ、

迎えた終了間際。

フォワードの選手がキープしたボールを受けた

真ん中の選手がドリブルでゴール前に持ち込みシュート。

放ったボールはゴールの左隅に吸い込まれゴール、

見事に逆転。

決めたのは、

当初からチームを技術でも精神的にも支えてきた、

チームの柱の選手だった。

 

残り1分程度を守りきり試合終了。

 

後半に3点を取り返しての奇跡的な逆転劇。

ベンチの裏では、

ママたちが抱き合って喜び合って、

選手を讃える。

 

ナイスゲーム!本当に見事だった。

 

正直、感動で心が震えた。

 

チーム最後の公式戦で、

とんでもない集中力を見せて

しっかり結果を出してくれた選手たちは、

本当にすばらしかった。

 

思い返せば、

2年生の時に初めて試合をした時には、

1試合も勝てなかった子達だった。

 

今は成長して、

こんなにも人を感動させるパフォーマンスを

見せてくれた。

本人たちにとっては、

諦めずに戦って勝利を勝ち取ったという体験が

この先の人生に必ず役立ってくる。

 

あらためて、

この子たちと一緒に時間を共にすることで

たくさんの感動や学びを与えてもらった。

 

すでにたくさんの人に素晴らしい影響を与えている

子たちをリスペクトしてやまないし、

これからも周りの人にいい影響を与え続ける人

であり続けて欲しい。

 

そんな尊敬の念とエールを送りつつ、

この話を終えたい。

 

素晴らしい体験をありがとう、

そしてこれからもずっと応援しています。

 

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