2010年11月5日16:59
Twitter情報で知った、博多駅地下街にある立ち呑み&蕎麦屋。
駅前の立ち食い蕎麦屋といえば、東京等のそれとイメージしていたが、雰囲気的に、どちらかといえば呑みの店かな。
昼は蕎麦屋としてやっており、16:00から角打ちタイムとなる。
手羽唐をアテに焼酎チビチビ。
まだ客が少ない事もあって、店の人に話を聞いてみる。
話し相手になってくれた人はオーナーの手伝いをしているとかで、色々と教えてくれた。
うどんでは無く、蕎麦ってのが気になったんだけど、やっぱり東京が長かったみたい。
基本的に、関東風の味をベースにしているそうで、そこに福岡の甘めの味付けを加味しているそうな。
でもってイチオシはもりそばで、ご本人も毎日喰っているんだとか。
ざるじゃなくて、もりそばって響きがイイよねぇ。
〆に是非喰ってくれという事で、焼酎二杯あけてもりそばをオーダー。
厨房の奥で金属製のざる(わかるかなぁ~、ちゃんとしたうどん屋とかが茹でる時に使う網に棒が付いたヤツの金属版)で揚げた蕎麦をさっと取り、冷水で洗って、それなりの格好でやって来た。
もちろん本格蕎麦とはいかないが、それなりに風味がある。
そこそこボリュームもあるし、イイんじゃない。
露は、なるほど関東を彷彿とさせるチョイ辛め。
けど、出汁は弱いな。
比較対象としては、富士そばあたりが妥当だと思うけど、もう少し節系の出汁を効かせたほうが美味いかな。
喰い終わった頃、
「どうでした?」
と聞かれたので、その通りの感想を言ったら、
「ですよねぇ。オーナーに提案しときます。」
と(笑)
聞けば、この店一軒だけで勝負しているらしいし、きっちりコンセプトを決めた味でやった方がウケると思う。
これだけ安価で呑んで蕎麦喰える店って無いからね。
もりそば ¥280
福岡市博多区博多駅地下街
092-474-9699
7:00~22:00
'10 41杯目