日本大学(東京都千代田区)の関係者名簿や内部文書がインターネット上に流出したことが27日、分かった。流出した個人情報は少なくとも1万人分に上り、同大広報課は「特別調査委員会を設置し、流出させた職員の処分を含め対応したい」としている。
 流出したのは、職員の異動記録などを記載した大学関係者の名簿と内部文書。中には、付属病院で医療ミスを起こした看護師の諮問書や飲酒運転で逮捕された職員の懲戒処分を記した文書も含まれていた。
 同大広報課によると、同大職員が自宅の私用パソコンでネット上の共有ファイルに保存していた業務データを閲覧したところ、パソコンにインストールしていたファイル交換ソフトから情報が流出したという。同大は「多大なるご迷惑をお掛けし深くおわびしたい。再発防止のため内部情報の管理に万全の対策を行いたい」としている。 

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