最後はこうきましたか。
なんだかやるせないな。
小説や漫画がドラマ化・映画化されると、ほとんどのものが落胆に終わること多くないですか?
原作ファンを裏切った!なんて良く耳にするでしょう?
なので、このドラマは原作を読むのは終わってからにしようと思ってたんです。
でもドラマのほうを2話から暫く観れなくて(録画済)、入荷された原作を買ってしまったんです。
買っちゃったら読まずにはいられなくて、結局一晩で読んじゃいました。
読んでから観て良かった。
というのも、原作は主人公である『雪穂と亮司』の心情が一切書かれてないんですね。
読者の推測に委ねられてる。
故に、この2人へのイメージは人それぞれ。
原作では2人ともすごく冷徹だし、強く感じるから、どこまで人物像を掘り下げて読めるか・・・。
そこが一晩で読ませてしまう魅力のひとつでもありました。
なのでドラマの2人は、「ああ、そんな風に表現してるのか。」「そういう見方もあるよね。」と、一つの選択肢として観れたんです。
逆だと原作の2人をドラマの2人のイメージで読んでしまったんじゃないかな。
ドラマはドラマでとても良かったです。
原作と大幅に違うところもあるけれど、係わりあう人間を少数にまとめた分間延び間も無かった気がします。
武田鉄也さん扮する『笹垣』が特に良かった。原作のイメージとは全然違うんだけどね。
ところで、私は原作『百夜行』を読んである小説を思い出しました。
『褐色の祭り 連城三紀彦著』
なんだろう。人間のエゴや業が絡まった愛っていうのかな。
読み終わった後、心の中に石を一つ置いてかれたような。
そんな感じが似ていると感じるのかもしれません。
古本屋で探して再読してみるつもりです。