スバルサンバーバン トランスポーターのMT車はパートタイム4WDです。

軽商用車に多く採用されている 
2WZ↔4WDの切り換えが出来るタイプです。

2WD→FRの後輪駆動(経済性)
4WD→50:50の駆動(機動性)
の選択が可能で悪路に強いのが特徴です。

駆動についではジムニーの副変速が無いタイプです。


氷点下10℃以下も珍しくない北海道の路面は
新雪 圧雪 アイスバーン レイン ドライと目まぐるしく変わりセンターデフがあるフルタイム4WDはあらゆる路面に瞬時に対応して常に安定した走行をしてくれます。

当初、北海道などの雪国生活路を想定して作られたスズキ ハスラーは大きいタイヤ、車高があり、フルタイム4WDは除雪で狭くなった道をスイスイ走れ、大きいタイヤは雪や氷でデコボコになった多少の悪路も走ってくれるので一般使用にもフルタイム4WDの方がメリットは大きいと思います。

サンバーバンは5MT パートタイム4WDとなりますので、非常にダイレクト感があり、発進時は前後のタイヤに同時に駆動が掛る感覚があり発進のグリップはしっかり確保する事ができます。

660ccの非力なエンジンで4WDに入れると駆動の重さを感じ、ハンドルも重くなります。
交差点や車庫入れなどのハンドルを切った際は前後の回転差が出た時は駆動の負担がよく分かり駆動の変化を楽しむことが出来ます。

ある程度路面が安定していれば2WD

坂道やアイスバーンの滑る路面4WDに入れるなど走行中は
ギアの操作+駆動の操作をする事も有り、マニュアル操作プラス4WDの切替の作業が増えました。


パートタイム4WDのデメリットはセンターデフが無く前後のの回転差を調整できないので乾燥路面やカーブでは駆動やタイヤに負担がかかるので
冬季は4WDに入れっぱなしには出来ないこと、
高速走行時やアクセルONの時に駆動を変えれないこと

滑る前に4WDに入れておかないと急な路面変化に対応が難しくなりますので4WDのボタンを押すタイミングのセンスをとマニュアルの巧みはシフトチェンジが要求されるハイレベルな車となっています。

ただ2WDと4WDの違いがよく分かりありがたみも感じる機能なので車を運転する経験の1つとしてはとても勉強になるマニュアル+パートタイム4WDです。