掘り出し物の機内上映でした。

 

 

眠りの地 (2023)

The Burial (2023)

(2024/03/29 HND←→KMJ機内上映)

 

私、出先への往復で映画が一本見られるなぁ、と思った時、時間と面白そうかどうかで選びます。

熊本への往復時間を考えて選んだのがこの映画でした。

トミー・リー・ジョーンズに期待しながらも、正直期待していなませんでした。

が、結果、良かったです。

 

葬儀社の社長であるジェレマイア・オキーフ (トミー・リー・ジョーンズ) は、大企業の買収工作から逃れるために訴訟を起こす。

「必ず勝つ」のが信条の弁護士、ウィリー・E・ゲイリー (ジェイミー・フォックス) に依頼するが、専門外の仕事を自分を過信して受けたウィリーとジェレマイアが衝突し…。

 

完全なステレオタイプですという前提で言いますが、私、アメリカの弁護士が嫌いなんです。

とある契約で、代理人の弁護士とやり合ったことがありまして、全く人品宜しからぬ相手にかなり腹を立てました。

映画やドラマを見ていても、全く私の印象と同じ通りでして…。

 

この映画のウィリーもその手の弁護士です。

しかも自分を過信して失策を犯してしまう。

しかし、過信を反省し、卑劣な手段でジェレマイアの財産を奪おうとする大企業に立ち向かう姿は好感が持てました。

相手側の弁護士もかなり優秀で、薄氷を履むようなやり取りで勝利を手にします。

 

途中、ウィリーの生い立ち、家族のエピソードもほっこりします。

人間って、深く知ってみないとわからないものですね。

あの弁護士も、実はいいやつなのかなぁ…。

 

タイトル、そして、邦題も秀逸なこの一本。オススメですニコニコ

(--.-/--.-)