ワシントン滞在中に観た映画3本目 (最後) です。
パレード (2024)
(2024/03/22)
東日本大震災による津波で命を落とした美奈子 (長澤まさみさん) 。
初めは亡くなったことに気づかず、知人に声をかけるが誰も反応しない。
自分が亡くなったと気づいた時、自分が「見える」男性 アキラ (坂口健太郎さん) に声をかけられ、「この世」に残ったものが集まるキャンプで暮らすようになる。
ありがちなストーリー、ありがちな仕掛けですが、演出がいいのかなぁ、じんわり来ました
遊園地跡で暮らす7人、それぞれにエピソードがあります。
私が一番心に響いたのは、元映画監督のマイケルのエピソードかなぁ。
同世代ということもあるし、何か一つのことに打ち込んできた、というのも自分と似ているなぁと思いました。
月に一度、死者が集まってする「パレード」
何が目的なのか、そして、目的が果たせた時の感動。
この世に残っているのは、生きている時にしたかったことが果たせていないから。
登場人物それぞれの個性のどこかに、誰もが共感するのではないでしょうか。
まずまずオススメの1本です。
(--.-/--.-)