ジブリのアニメではありません笑い泣き
 
 
こんにちは、母さん (2023)
(2024/03/18 CDG→IAD機内)
 
ユナイテッド航空のエンタメは日本語プログラムが豊富だったのですが、洋画は吹き替えのみ。
個人的に吹き替えで見るのは嫌なので、邦画を選択しました。
 
大手会社の人事部長の息子 (昭夫) と、足袋屋を守る母親 (福江) の物語。
友人をリストラすることになった昭夫。家庭も上手くいってなくて一家離散状態。
福江はホームレス支援のボランティアに精を出しているが、背後には男の影が…。
二人を囲む人々との恋愛と、ドタバタを通して、それぞれの人生の生き方を描いていく。
 
私は昭夫の生き方に感じるものがありました。
会社で人事部長をしていても、世間から見るような「立派な会社の部長さん」なんて偉そうな仕事はしていない。むしろ苦悩の連続ばかり。
友人がリストラのリストに載っていて、最大限の良い条件を引き出しているのに合意せず、挙げ句の果てに問題を起こす。
仕事に没頭するあまり、家庭が顧みられなくなって妻が家出。娘は妻と一緒に出て行ったが家に帰らないこともしばしば。
 
この気持ち、分かるんですよー。
「誰も自分も気持ちなんて解っちゃくれない!」と。
 
まぁ、幸いなことに私の場合しストレス解消の仕方を心得ているで、壊れるまでいかないのですが笑い泣き
 
そんな家庭を陰で繋いでいるのが母親の福江。
娘と福江のやり取りとか、別れた妻が福江に来た時の下り、ちょっと救われます照れ
 
クライマックスで昭夫が下す決断、私は支持しますねー。
やはり自分の人生、お金のために働くのではなくて、自分がやりたいことをするのが一番です。
 
多分監督は…、と思って確認したら、やはり山田洋次でしたニコニコ
人生の悩んだ時に観ると良い1本です。
(--.-/--.-)