ラジオ番組で武田鉄矢さんが出て、話題に上っていたので観たくなりました。
 
 
刑事物語 (1982)
(2024/05/01)
 
1982年の作品なのですね。
そんなに古いとは思いませんでした。
私が観たのは、ロードショーではなくDVDレンタル。いや、VHSビデオだったかも笑い泣き
 
正義感が強すぎて行きすぎてしまう片山刑事。
ガサ入れの失態の責任を負って沼津に異動となります。
同行するのは、ガサ入れで知り合った口が不自由な女性。
面倒を見つつ、実は惚れていて。
 
寅さんのテイストが入っていますね。
やっていることが空回りするところとか、女性に惚れるのだけど振られるところとか。
人柄が真っ直ぐで、だから世の中の常識とちょっと違う行動をしてしまって、でもいいことをしている。
筋だては全く違うのですが、根底に流れるテーマは寅さんと一緒なのかもしれません。
 
そして刑事物語といえば、ハンガーヌンチャクニヤリ
 
 
この逸話がラジオ番組で語られていました。
「3年B組 金八先生」の待ち時間が長く、生徒たちの衣装がかかっていたハンガーがたくさんあるので、暇つぶしに遊んでいたのがハンガーヌンチャクに繋がったのだそうです。
 
歌は歌って初めて歌であり、
鐘は叩いて初めて鐘であり、
愛は与えて初めて愛である。
 
片山刑事が一人青森に向かう列車の中でつぶやくセリフです。
映画を見ると、片山刑事の気持ちになって切なくなります。
 
古い映画ですし、擬闘もイマイチ。
でも、私には、どこか心にグッとくる1本でしたニコニコ
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