こういう人生の終え方をしたいものですねぇ…
 
 
オットーという男 (2023)
A Man Called Otto (2022)
(2024/04/22 HND←→KIX機内)
 
とある街で一人暮らしをしているオットー。
いつも不機嫌で、曲がったことが大嫌い。
ルールを守らない人には容赦無く注意する。
長年勤めていた会社を定年で退職したオットーは、とある決意をするのですが…。
 
私も今年度いっぱいで定年です。
幸いカミさんと一緒に暮らせていますが子供はなし。
私はカミさんより1秒でも長生きしたいと思っています。
そんな私の行く末を想像し、こうありたいなと思うのがオットーの姿です。
 
オットーがGrumpyなところは、ちょっと似ているかも。
できればFriendlyでありたいと思うのですが😅
そんな不機嫌なオットーですが、実は近所の人が困っているのを助けたりして頼りにされているのです。
 
オットーの心に変化をもたらしたのは近所に引っ越してきた若い家族。
頼りない夫とメキシカンの妻。
渋々ながら子供の世話を頼まれたり、家のちょっとした修理を頼まれたりしているうちに自分の良かった頃の思い出を思い出すようになります。
 
私が心震えたのは、マリソル (近所に引っ越してきた妻) に車の運転を教えるシーン。
運転が上手くできず、路上で立ち往生してしまうマリソルを励まします。
実はマリソルはアメリカに移民して大学で修士を取得して働いている、子供を預かった時にオットーはそれを知っていたのですねニコニコ
これまでこんな苦労してアメリカでの生活を実現しているのに車の運転ができないわけがない、と励ますのです。
 
そんなオットーの人生の終え方は…。
原作の題名は「幸せなひとりぼっち」。
心震える、おすすめの1本です照れ
(--.-/--.-)