バイオレンス・スリラーかと思いきや…。

 

 

天国と地獄 (2021)

(2023/12/29)

 

前半の数話はバイオレンス・スリラー。

猟奇的な殺人犯と女性刑事が入れ替わる。

追う側と追われる側、立場が逆転して、どうなる!?

…という感じ。

 

なので、2話ぐらい見て中断していました。

先にVIVANT見てしまったぐらい。

 

しかし、中盤から全く違う展開になります。

ネタバレになるのでその内容は伏せますが、バイオレンス・スリラーではありません。

手嶌葵さんの優しい歌声が似合うストーリーです。

不覚にもクライマックスでは泣いてしまいました。

 

主役は高橋一生さんと綾瀬はるかさん。

演技は高橋一生さんの方が上かなぁ?入れ替わった女っぽさが絶妙でした。

対して、綾瀬はるかさんは頑張ってはいるのですが、落ち着いた女性、という感じになってます。

 

溝口純平さん、北村一輝さんがいい感じで脇を固めています。

人柄は真反対の二人の役ですが、それが物語の良いアクセントになっています。

 

観終えて思ったのは、

 運命は信念に勝つ

でした。

絶体絶命のピンチでも、自分の信念を強く持てば道は開ける。

「ピンチと書いてチャンスと読め」は私の座右の銘の一つですが、まさにそうなんだよなぁ、と思いました。

予想外に感動的です。謎解きもまずまず。おすすめのドラマです。

(最初の2〜3話は不気味ですが)

(--.-/--.-)