先日観たドラマのシーズン2です。

 

 

ラジエーションハウスⅡ (2021)

(2023/11/18)

 

ワシントンから帰ってきた唯織。

なぜか古巣にストレートに帰ることができないが、かつての仲間がバラバラになったことを知り、自分の力を役立てるべく甘春病院に戻ります。

唯織が戻ったことを知り、かつての仲間も戻ってきて、それぞれが成長していく物語。

 

どのエピソードも感動的ですが、私の心に最も響いたのは第9話。

シリーズ2からレギュラーとなった田中福男 (八嶋智人さん)。

名前とは裏腹な不幸な人生で、やっと辿り着いた技師の仕事。

なかなか腕が上がらず、辞めてしまおうかと悩む中、自分の価値を見つける出来事が起こる。

 

人って誰でも落ち込むこと、ありますよね。

私にもそんな時があります。何をやっても空回りで上手くいかない。

田中も彼なりに努力しているのですが、凹む出来事が続きます。

極め付けは離婚された妻が再婚したというメール。

しかし、その元妻の再婚相手が田中の検査を受けることに。

田中は患者が再婚相手と知りますが、何の隔てもなくしっかりと検査します。

 

再婚相手「あなたが田中さんですか? 

     あなたに伝えたいことがあります。

     幸子は必ず幸せにします。」

田中  「それを言いにわざわざこの病院へ?」

     (と、笑ってフツーに検査に入る)

 

何だか寅さんを思い出してしまいました。

 

このエピソードには、同じく仕事が上手く行っていない山田福造 (石井正則さん) も出てきます。

山田の仕事ぶりにも勇気づけられました。

 

他にもラジエーションハウスのメンバーが成長するエピソードがたくさんあって見応えがあります。

色褪せないシーズン2、おすすめです。

(--.-/--.-)