江ノ島でフレンチトーストを食べたからではないのですが、この映画を観ました。

 

 

クレイマー、クレイマー (1980)

Kramer vs. Kramer (1979)

(2022/12/30)

 

この映画、実は私、封切りで見ているのですよキョロキョロ

 

まだ15歳でした。

高校の春の遠足 (という名の過酷な山歩き) が雨で中止になって。

班のメンバーで映画を観に行くことに変更になりました。

課題映画の一つが「クレイマー、クレイマー」だったのです。

 

それか40年以上経って見ることに。

15歳に判る映画じゃないですよね笑い泣き

 

当時の印象は、子供を捨てて出ていった母親がひどいというものでした。

子供目線だったんですね。

でも、今見ると、夫は仕事に没頭し、妻は家庭に縛りつける、という、家庭不和になる典型的なパターン。

 

40年前はドロドロの離婚裁判で泣き別れになって終わり、というエンディングの記憶

でも、違ったのですね。最後は、少し救いのあるエンディングでした。

 

結局、離婚して悲しむのは子供なんですよね。

大人の事情はあるけれど、子供が犠牲になってはいけない。

 

エンディングでも二人がまた愛し合うことはなさそうですが、子供ために協力していきそうです。

 

私が子供の頃食べたフレンチトーストは父が作ってくれていました。

土曜に父が家にいる時があって、母はパートに出ていましたから、昼食は父が作っていました。

その時食べたフレンチトースト。

 

映画の冒頭ではフレンチトーストを大失敗。

でも、最後は手際よく子供と一緒に作ります。

18ヶ月、お父さんが子供のために頑張ったな、というのがよく現れていました。

 

今観ると、感慨深いものがありますね。

(--.-/--.-)