1963年3月、俺は船内で当時の合衆国移民ビザを
Californiaで取得し40日に亘る海上での長旅から
タラップを降りて黒い大陸の最初の1歩を
Long Beachで踏んだ。
人、車、建物すべてが日本とは桁違いにデカク
緊張感よりもただただ圧倒されるばかりであった。
その当時のアメリカは、若くして大統領になったケネディー
のもと何かを自分たちの手で変革するんだという希望が
国中にあふれ当時中学生であった俺にもそれを何となく
感じる事が出来た。
しかし昨日今日この地に着いた若造の俺としては、
家族が一緒とはいえ何から始めるのか
さっぱり分からなかった。