突如、電子工作がしてみたくなった。
ジャンク修理とかで半田ごてを扱っていると、一から作りたくなるんですよね。
で、手頃な価格で実用性があるラジオを組み立ててみることにしました。

ステレオラジオキットCF210SPです。いつものアリエクスプレスなら送料込みで500円程度で買えるので、万一失敗しても諦めがつくのです。

部品は山盛りです。


まずはいきなり難関、ラジオICを搭載します。向き合わせは、ICの凹みをプリント基板に描かれている凹みの絵と同じ向きに合わせ16箇所半田付けします。


次に抵抗を搭載しますが、マニュアル(中国語)を見ながら各抵抗値にあうものを探しては地味にテスターで抵抗値見て色で判別してましたが

抵抗値のばらつきか大きく、カラーコードの読み方も不安だったので、以前買ったマルチファンクションテスターで一発判定!これセールで2000円程度で安かったのですが、お披露目できてよかったです。


が、私、半田付けそれほどうまくなく、プリント基板のパターンを剥離させてしまい、オワタ!


まだ終わらんよ!余った抵抗の足でパターンを作ります。


コンデンサも載せ終わり、あとはこれだけ。

アンテナと基板を繋ぐ線は元から付いていないので、それは自分で調達してください。私は以前ラベラー修理の時に買ったケーブルがまだ余っていたので、それを使用しました。



で、全てが組み上がり、通電させてみますが、…スイッチが入らないんです。えー、どこだ?どこの半田が悪い?


時間をみつけては目視とテスターで調べ、3週間が経過しました。

やっと原因がわかりました。電源入らない原因はマイナス電源側スイッチの半田不良だった。電池のマイナス側の半田をテスター棒を当てたらLEDがひかり、離すと消える。テスター棒が半田不良箇所を通電させてたのですね。


で、周波数表示なのですが、これはプラ紐がダイヤルを回すことで巻き取られたり緩んだりして周波数を示す単純機構なのですが、フレーム自体歪んでプラひもと接触強くてダイヤルが回しにくい。歪みとりやバリ取りも効かないからそれは外しました。


で、ラジオ完成death!

日曜日の午後にコーヒーを飲みながらラジオを聴く。優雅なひとときを過ごすアイテムになりましたよ。