昨年6月。

またジャンクdualsenseを買いました。毎回、ボーナス月にdualsenseのジャンクが売りに出されるのねw

【動作確認】

今ではps5も入手できるようになりましたが、まだ私は所有していませんw

なら、なぜ買ったかって?pcとかスマホに接続して遊ぶことができるからです。

で、スマホに接続して動作確認してみました。

ハードオフが説明する症状は、

左と下ボタンが効かない。

L1ボタン感度悪い。

と言うことだったのですが、L1ボタンに関しては感度というか、戻りが重いというのが正しいかと思いました。

さらにRスティックがたまに誤作動すると分かりました。


【分解開始】

ではさっそく分解して中の状態を確認してみましょう。


コントローラーの黒いパーツを外します。

まずはピックでコントローラーの下部に爪をかけて持ち上げます。これを左右やります。

取れました!ん?あれ?


汚い!ところどころ、茶色のものが付いています。無水エタノールを染み込ませた綿棒で拭くのですが、なんかこの茶色いの、ネバついてる。
多分、前オーナーさんがジュースこぼしたんじゃないかな?ベタベタ液体からしてコーラかな?


続いて、R1ボタンとL1ボタンを外します。精密マイナスドライバーをR1ボタンとR2ボタンの隙間に差して、R1ボタンをテコの原理で引き抜くと、

ほらぬけた。…なんだこれ?


うひゃー、ここにもベトベトくんがいらっしゃいました。
L1ボタンの感度が悪かったのは、ボタンの隙間に入ったジュースがベタついて接着剤のようになってた物理的原因かと思います。

先ほど外した蓋もジュース跡が確認できます。

写真ではネジ外したものしか写っていませんが、二箇所の持ち手のネジを外し、

赤丸二箇所のネジを外します。

さらに底面を向け、赤丸つけた爪を持ち上げれば

蓋を外せます。ところどころ茶色の液体跡が見えます。汚れを拭き取りますね。


こうなると、基板の裏もジュースで汚れていることでしょう。基板を取り出しましょう。

赤丸3箇所のフレキシブルケーブルを抜きます。


基板外したら、まあ、まだ汚れが目につきます。

ボタン系を繋ぐフレキシブルケーブル部分は



この通り汚れが酷い。丹念に清掃します。


Rスティックは今回接点復活剤は使わず、ジュース汚れからパーツクリーナーを使いました。

スティック系は直りましたが左と下ボタンは治らず。
ここから接点部を確認します。

まず白い板を外すにネジ2つ外し、白板、透明板を外し、



モーター近くのネジも外し、

黒のベースを引き抜きます。

取れましたね。


導電ラバーも洗浄、いちおう、ラバーの汚れが原因だった時の判別として、接点ラバーを180度回転して組み直し、180度違う反応したらラバー汚れ、変わらなけば、フィルムケーブルがダメ、改善されていれば清掃がうまくいったことになりますが、


1箇所はよくなったけど、まだダメ。

だって、ボタンから信号を伝える導電フィルム見ても、


フィルムにもジュース入り込んでますもの。いくら洗浄してもだめでしたもの。

なんで、フィルムフレキシブルケーブルをaliexpressで発注かけました。

そんなこんなて導電フィルムが到着。向きを合わせて間違えないようにします。

取り外し、新しいのに付け替えました。


組み直し、動作全てok。修理完了death!

今回の修理で面白かったのは、動作確認に使ったiPhoneアプリのGPchecker、前回からバージョンアップした際、dualsenseのLRボタンの押し込み強さのチェックが試せたことですね。ps5は持っていない者としては新しい機能が試せたのは良かったです。