ジャンクコントローラーを修理とシェル換装(パート2)です。

なお、パート1はこちらです。↓

パート2の今回は右側のコントローラーです。症状はRボタンが効かないことです。
動作確認しても、たしかにききません。
接点復活材をかければ直ると信じてはいるのですが
「switch」「Rボタン」
この2ワードで検索かけると別に故障とか壊れたとか検索ワードに入れて無いのに故障報告がたくさん上がるのなんなん?
スティックのドリフト問題の次くらいポピュラーな現象なん?
まあ、故障の要因を完全特定するため、まずは解体しRボタン周辺を観察してみましょう。
 
このコントローラーを
緑丸部の「Y字」ねじをY字ドライバーで回してとりまして、
 
ぱかっ!
 
この2本のねじと
反対側にある1か所のねじを外すと、バッテリーを収納しているカバーをも外せます。
 
まずは、この邪魔なバッテリー収納カバーを外すため、
矢印方向にラッチを起こして、フラットケーブルを引き抜きます。
 
Rボタンのコンダクトスイッチに到達しました。
見てみると、どうもRボタンに何かしらの修理を試みた跡がありました。
最初見たときはジャンパ線がひょろっと出ているように見えましたが、どうも長さと
細さ的に、パターンが剥離したものが写真右に動いてしまっているようです。
これでは、接点復活材での処置うんぬん以前の問題です、。基盤にスイッチの信号がいきわたらないってことですもの。。。。
私のスキルでは多分直せない気がする。
しかし、Youtubeで3本の修理動画をよく観てみて、最初の1本目動画に修理するためのヒントがありました。
 

 

 

 
1本目の動画で、ジャンパ線を使って、所定の位置に短絡させて修理を成功させています。
では、私もそれに倣って修理してみましょう。
 
【Rボタン効かない修理】
まずは基盤を取り出します。
 
今からやるのは、基盤のパターンが剥離しているため、電気信号を
剥離部分を通さず必要なところに流すため、
・赤丸から赤丸へ
・橙丸から橙丸へ
導線を接続してあげます。
今回私が使ったのは、細く導通させることで部品干渉を防ぐ意味合いで
エナメル線を買ってきました。5mで180円くらいだったか?そんなには使いませんが。
エナメル線をいじるのは小学生以来ですね。必要長にカットし、両方の端面をやすりで1周けずります。一応、テスターで
・けずったところ同士は導通する
・けずっていないところは導通しない
ことを確認してから、ハンダ作業です。へたっぴですが、
 
こんな感じで5分くらい時間をかけましたが導通させました。
これで失敗したら泣きますね。
シェル部品を交換しながら、おおむね仮組してから、さっそくRボタンが効くかを確認します。
さあどうだ・・・・・?

Rボタン直せたあ!
よかったあああああ!(大歓喜!)
ここに来て、ジャンク品を【修理した感】を得られて満足です。
ついでにSwitchのRボタンって、構造上、たくさん押すと基盤からコンダクトスイッチが脱落しやすいようだったので、ホームセンターでRボタンのサイドと半田した部分の上に二液混合エポキシ樹脂で固めました。これで強い力でRボタンを押しても故障しにくくなるという計画です。
「修理するときは、故障しにくいよう改良する」
とあすか修繕堂さんもいってますものね。
 
さあ、シェルを本固定します。
これで、真に修理とコントローラーのシェル換装が完了しました。
十字キーは操作しやすいですね。十字キーシェル購入して良かった。ボタンはスーファミモデルです。
いやー、かっこいいな。
 
さて、次回はSwitch本体に装着すると、コントローラーの色が表示されるのですが、
シェル交換前の色が灰色と赤色なので、紫シェルに交換してもそこは変わらないので、
色情報を変更する改造を行います。パート3をお楽しみに。