ネオマフォームと木枠を背負ったALCを雨風日光を直接受ける屋外へ
2012/04/14 に放置。
それから約1ヶ月が経ちました


はい。パッと見ると変化なしです


変化があると言えば、ALC内部の鉄筋の端面(切断面)が
少し錆びていることくらい。
ヘーベル版内部にある全ての補強鉄筋は
防錆処理(さび止め処理)されているので雨濡れ程度では影響はなく、
恐らく露出している端面(切断面)のみが錆びている状態であると思われます。
引き続き、鉄筋のさびを起因とする
「爆裂」がおきるかどうかは観察していく予定です

爆裂とは・・・鉄は錆びると膨張するため、その膨張する力によって、
ALC自体が内側から割れてしまう現象をいいます。
わかりやすく見れるように、特に弱い、バーナーにあぶられた部分で比較です。

色が白っぽいのからグレーっぽく見えるのは光の当たり具合です。
この画像からも変化がないことが分かるかと思います

雨が直接あたる環境で放置していて思っていたのですが、
濡れても早く乾くような印象を受けました

雨による水分量について調べてみました。
「ALCが水に弱い」とか色々言われてたりするし・・・

平置きしたヘーベル版に雨を想定した
散水を24時間した場合の含水率の変化です。

※参考データ:旭化成建材「ヘーベル」水に関するQ&A
24時間散水後、恒温恒湿室と呼ばれる
20℃、RH(相対湿度)60%で送風設定された実験室に放置し、
含水率変化を測定しているそうです。
グラフを見ているとわかるように散水の影響を大きく受けた
直後の含水率は50%と高くなっていますが、
徐々に含水率は低下し、一週間以上たつとほぼ元通りの含水率となっています。
(12日で元通り♪)
ALCは雨に濡れると若干強度は低下するようですが、
元の含水率に戻ると強度も戻ります。
雨に濡れても心配しなくてもいい

ヘーベルハウスの外壁材は下塗りされた状態で現場にやってくるので
更に安心ですね♪
【1ヶ月目★まとめ】
・ALCの表面上の見た目には特に大きな変化はなかった。
(内部の鉄筋の端面が錆びていた程度)
・1ヶ月観察をしていて、雨降りの後、見た目だけではあるが、
乾燥が早いということがわかった。
・ALCの含水率(水分量)の「吸水性が高いが、乾燥しやすい」
というデータと観察結果が一致していた。
【1ヶ月目★感想】
バーナーにあぶられた弱ったヘーベルちゃんを屋外で放置すると言う
(ALCにとって)過酷な実験が始まる!と思ってたのですが、
意外に変化がなく「あれれ?」という感じ

あまりにもヘーベルちゃんが強いので、
今後変化がない状態がずっと続いちゃう~


でも、ヘーベリアンとしては弱ったヘーベル版でも、
すぐにボロボロにならないと言うことが分かり、かなりの安心感♪
引き続き、屋外放置の実験は一応続けますw
大きなALCだと実験が放置しかできないとちょっと寂しそうなパパ様。
これは工事担当さんにお願いして、小さいのもらえないかな~♪と思ってたり

あたしも一つやりたいこと・・・あるんだよね♪
とりあえず頼んでみるかっ

ヘーベルちゃん強いだろ~♪って自慢げなラムくん・・・w
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