11w5dに、2回目の入院となりました。実はその時の内診の際、子宮から羊水らしき液体が出てきたようで、羊水チェック(リトマス紙のようなもの)したところ陽性が出ました。医師からは「破水したようです。おそらく24時間以内に陣痛が来て、そのまま出産になると思います。個室に入院しましょう。」となり、入院初日は一日中泣いていました。腹痛があったのですが(おそらく子宮が収縮してたと思います。)夕方には腹痛も収まり、きっと赤ちゃんの心拍が止まってしまったんだ…とお腹が痛くないことが逆に辛くて寂しくて、号泣していました。

ところが次の日の内診で、赤ちゃんは元気いっぱい!羊水もまだあるし、陣痛が来る気配もなく、先生も私も目が点、だけどめちゃくちゃ嬉しい!という予想外の展開になりました。先生も私も、赤ちゃんが元気なのに今、無理矢理何か処置をする必要はないという考えで一致し、そのまま様子見することになりました。

次の日もその次の日も赤ちゃんは元気で、羊水もまだある。私は、奇跡が起きてる!と嬉しくて、このまま出産まで持ちこたえてくれるんじゃないか、と期待しました。先生は、羊水は普通より少なく羊水検査で陽性も出たが、羊膜がキレイで破れている印象がなく、ちょっと不思議だとおっしゃってました。

その後、カンファレンスで、ベテランの先生が以前同じく絨毛膜下血腫の患者さんを診ていた時、同様のことが起きたが、どうやら絨毛膜下血腫の出血が、子宮の中で時間が経って、赤血球と血漿に分離して、血漿が羊水検査に反応したことがある、諦めるのはまだ早い、とのお話がありました。

確かに羊水は普通より少なく心配でしたが、内診する度赤ちゃんは元気に手足を動かしており、その健気な姿を見る度に自分が励まされました(^^)
不育症の予防として、低用量アスピリンを服用していました。この薬は、いわゆる「血液サラサラの薬」というもので、子宮内の毛細血管の血栓を防いで血流を良くし、妊娠を継続させると医師から説明を受けました。

しかし、今回はそれと同時に絨毛膜下血腫ができてしまいました。こちらは、何らかの理由で子宮内で出血してしまい、それが血の塊となって、場合によっては大きくなります。ナプキンに出血が見られなくても、子宮内で出血している場合もあるので、エコーで確認します。真っ黒に映っているのは、新しい出血です。羊水も真っ黒に映るのは、サラサラしている水分だからで、血も新しいうちはサラサラしているので黒く映るそうです。新しい出血がなくなって、だんだん古くなってくると、エコーではグレー(白)っぽく色が変わってきます。そうなると少し安心ですが、私は初期から常に黒い部分があり、一部だんだんグレーになっても、しぶとく脇が黒く映ったりしていました。

話が少し逸れましたが、絨毛膜下血腫では、これ以上出血を起こさないために止血剤の処方となります。

ここでお分かりのように、不育症では血液サラサラにする必要があり、絨毛膜下血腫では血を止める必要がある、と2つの矛盾した状況が生まれてしまいます。程度によって適宜対応するしかないのでしょうが、私の場合は出血が多かったので、低用量アスピリンは中止になり、止血剤優先になりました。低用量アスピリンを飲まないことで、赤ちゃんの心拍が止まってしまうのではないかと心配もありましたが、この薬を飲まなければここまで出血しなかったのでは、とも思ってしまいました。最初出血した時、1週間低用量アスピリンを中止したのですが、出血が収まったので、2~3日置きに再開しましょうとなり、1錠飲んだら、その後大量出血しました。お医者さんにも正解が分からない難しい判断なのかな、と思います。
検索魔だったので、どこでこの情報を得たか定かでないのですが(確かお医者さんや医療関係のある程度信頼できる情報元だったと記憶しているのですが…)、自分に全てが当てはまっていて衝撃的だったので、記録しておこうと思います。もし、私と状況が全く同じ方がいましたら、怖がらせるつもりは全然なくて、むしろ絨毛膜下血腫のうちに十分気を付けて頂きたいので、書きますね。

絨毛膜下血腫の発祥率
低用量アスピリン不使用〈  使用

カオスの罹患率
自然妊娠〈  不妊治療
人工受精〈  体外受精、顕微受精
新鮮胚移植〈  凍結胚移植

私は上記全てに当てはまり、カオスを発症しました。実は長女も体外の凍結胚で移植しましたが、その時は低用量アスピリンは服用しておらず、妊娠中問題なく、39週で出産しました。

長女の子育ても落ち着き始め、そろそろ妹か弟がいたらいいなと思うようになり、凍結しておいた二つ目の受精卵を戻しましたが、化学流産でした。そこで、医師から念のため不育症の検査を受けるよう勧められ(一度妊娠した人で二人目なかなか妊娠しない場合、この検査に引っ掛かる方が多いそうです。)受けてみると、グレーゾーン。念のためその後の移植からは低用量アスピリンを飲むこととなりました。

結果、3回目の移植では、妊娠することはできました。しかしながら9週目で早期流産。4回目(今回)の移植も妊娠することはできましたが、絨毛膜下血腫発症後、カオス罹患という状況になっています。

低用量アスピリンと絨毛膜下血腫に関しては、また次回書こうと思います。