(少し前のお話)2025年2月。
半年に一度のコルポスコピー&組織診の結果を告げられた。L-SHIL(軽度異形成)からH-SHIL(高度異形成)になっていると結果を伝えられた。
年末の温泉旅行のとき不正出血があったり、1~2回おりものに血が混ざっていたこともあり嫌な予感はしていた。
🧏♂️「高度異形成の場合、前がん病変となります。」
🧏♀️「中度~軽度に戻ったり、消退する可能性はありますか?」
🧏♂️「ゼロとは言えません。ただ、放置していると20%が上皮内新生物に移行します。そのため、円錐切除術、またはこの先の出産を考えていない場合は子宮全摘の選択もあります。」
🧏♀️「今の状態を、一度整理させていただけますでしょうか。」
3箇所切除した組織は、いずれも軽度異形成から1~2段階組織変化が進んでいる。
1箇所目:中度異形成
2箇所目:中度異形成
3箇所目:高度異形成
中度異形成は軽度異形成に戻ったり、異形成細胞が消退する可能性もあるが、高度異形成については20%に移行するという。
2年間HPVウイルスを排除することができず、持続感染が続いた。そして、中度異形成~高度異形成に進んでしまった。
異形成細胞が消退するというような楽観視はしない。仕事柄、楽観視した場合に予測される状態を理解しているからだ。子宮頸部円錐切除術も勧められたが、病変確定のための検査の一部でもある。子宮頸部円錐切除をして一定期間の経過観察・経過観察終了になるか、病変が進んでいたら再手術で子宮全摘術になるか。迷わず子宮全摘術を選んだ。
続きます。