手術に向けていくつか検査&診察がある。
造影剤MRIがあるため、検査は一日がかりになるとのこと。年度末の業務が立て込む時期ではあるものの、お仕事は全休をとって検査に備えた。
◆採血
◆採尿
◆心電図
◆レントゲン
◆造影剤MRI
◆婦人科診察
◆麻酔科診察
◆術前カンファレンス
手術前の検査は結構ある。
「これは確実に一日がかりになりそう…。」と思いつつ、検査室を行ったりきたり。
【採血】
普段の人間ドックと違い、採血も10ml6本、2ml3本となかなか本数が多い。一年に一度200ml(または400ml)と献血していることもあって、あまり驚かないものの、あれこれ聞いてしまう。白血球、赤血球、貧血、感染症(HIV、梅毒、性感染症等)の有無、肝臓や腎臓の機能、血糖値等を調べるそうだ。
【造影剤MRI】
「閉所恐怖症にとってはかなりの恐怖!」「イヤホンをしていても爆音!」と事前情報でびびっていたが、「機械音がうるさいかも…。」位で問題なし。ピーピー!ガガガガガガ!ゴゴゴゴゴゴ!といった、「工事現場か!?」というような音はある。イヤホンをつけていなかったら、かなり不快指数が高いかも。
途中ガドリニウムを主成分とした静脈注射があり、再び爆音の世界へ。痛くもかゆくもなく、不快なのは爆音のみ。
造影剤を使用することで、病気の性質、血管、子宮、卵巣、周辺臓器の様子が鮮明に映し出されるそうだ。
【麻酔科診察】
既往症の有無、アレルギー有無、麻酔有無(全身麻酔、局所麻酔等)を細かくヒアリングされる。
アレルギー:豆乳、鯖、牛肉、メロン
🧏♀️「豆乳でアナフィラキシーを起こしました。」
自己申告したところ、全身麻酔に使用する基本的な薬剤が使用できないことが判明。どうやら大豆由来の成分が含まれているとのこと。勿論1種類しかないわけではなく、他にもあるのでこちらは問題がない。
【婦人科診察】
採血~造影剤MRI~麻酔科診察のフルコース後、さらに待つこと1時間。お昼を過ぎてお腹がぐぅぐぅ鳴りそう…。
やっと呼ばれて、採血、心電図、レントゲン等には異常がないことが伝えられた。
🧏♂️「ひとつだけ、造影剤MRIのことでお伝えしておきたいことがあります。」
🧏♀️「はい。頸部の異常が顕著でしたか?」
🧏♂️「いえ。高度異形成の頸部ではなく、子宮の奥の方に異常を疑う所見があります。子宮体がんの可能性があるので、これから追加で検査をします。」
🧏♀️「え?嫌です!」
思わず即答してしまった。
子宮体がん??これまで経膣エコー(超音波)等でも指摘されたことはないが、どうやら子宮筋腫以外に、子宮内膜が少し厚い部分があるようだ。子宮体がん検査を経験された方のインスタやブログ等を読んで、これだけは耐えられる自信がないと感じていた検査だ。
🧏♂️「手術前に体がんについても確認しておきたいのですが…。」
🧏♀️「嫌です。子宮全摘するので、そちらをすべて病理に回してください。病理に回した後、悪性だった場合の追加手術や治療のことは理解しています。」
🧏♂️「わかりました。」