精密検査怖いかも!どきどき!



コルポスコピー&組織診


前回の細胞診、HPV検査から2週間。


生活習慣病健診で【E判定】が出る前から、以前とは違う自覚症状としては、おりものが増加、生理が少し長引くようになったとは感じていた。


ただ、それが子宮頸部異形成によるものか、プレ更年期によるものかはわからず。そのため、今回の検査ではっきりすることを祈りつつ。

🧏‍♂️「こんにちは。」
🧏‍♀️「こんにちは。よろしくお願いいたします。」
🧏‍♂️「早速ですが、HPV検査の結果をお伝えします。ハイリスク型【陽性】でした。コルポスコピー検査をして、何ヵ所か組織を切り取らせていただきます。」

【陽性】か…。
「きっと陽性だろうな。」と漠然と思ってたため動揺はなかったが、事前知識として頭に入れていた検査の数々に対する未知の恐怖心が襲ってくる。心の中の声は「組織診痛そーーーー!麻酔なしかーーー!まじかーーーー!」と激しく動揺。

🧏‍♀️「えっ、あの、追加の検査は今日ですか?(心の準備が…。)」
🧏‍♂️「今日です。」
🧏‍♀️「あの…。麻酔は?」
🧏‍♂️「検査なのでありません!」
🧏‍♀️「!!(まじか!)」

◆コルポスコピー検査とは?◆

コルポスコピー検査は、コルポスコープという拡大鏡を使って子宮の頸部を観察する検査。コルポスコープを通して膣内や頸部を拡大しながら、肉眼ではわかりにくい所見を観察。観察しやすいように3%酢酸を塗布(約30秒)、その後に正常な部分、病変部分の確認を行う。3%酢酸を塗布することで、細胞層が厚く核の密度が高い病変(白色上皮)が浮き上がり、モザイクや赤点斑の毛細血管が目立つようになる。


◆子宮頸部組織診とは?◆

組織診は、コルポスコピー検査で異常を疑う病変部分について生検鉗子を使って数ミリ大の大きさの頸部組織を切り取り病理診断を行う検査。子宮頸部の2~3個の組織を切り取ることが多い。コルポ下生検にかかる時間は、平均5~10分。


生検時に出血があるため、止血用のガーゼを挿入することもある。生検後1~2日間は出血が持続することが一般的であり、大体は2~3日で出血が止まる。数日~一週間を経過しても月経2日目を超えるような出血量の場合は確認の診察要。


痛みは個人差がある。
全く痛みを感じない人、弱く痛みを感じる人、強く痛みを感じる人。子宮頸部は痛覚が鈍いと言われているが、どうなのか。


内診台での時間が短時間であればよいが、コルポスコピー検査で3%酢酸を塗布され、病変の浮き上がりを待ち。その後に狙い組織診か…。


🧏‍♂️「力抜いていてくださいね。酢酸塗布しまで、少ししみるかもしれません。」
🧏‍♀️「??(あれ?違和感なし?)」
🧏‍♂️「少し時間置きますね。」


酢酸の独特なにおいが鼻をついたが、酢酸を塗布されたことによる痛みはゼロだった。それよりも、器具を使って検査される気分の悪さが上回る。


🧏‍♂️「3箇所細胞とりますね。」
🧏‍♀️「はい。(ぎょええ!3箇所!?一気にやってくれ!)」
🧏‍♂️「12時、力抜いて。」カチ!
🧏‍♀️「いだっ!」


重い生理痛のような衝撃!
いたーーーーーーーー!大袈裟に言ってみたものの、痛みレベルは2/10。


🧏‍♂️「次は3時。」カチ!
🧏‍♀️「いだだだだだ!」


ここでカーテンの向こうから看護師さん登場。「痛いよね。嫌だよね。もう少しだから頑張ろうね。」と、手を握ってくれて励ましてくれる。痛みはあるけど、泣くほどではない。でも、看護師さんが優しくて泣ける。


🧏‍♂️「次は8時。」カチ!
🧏‍♀️「ぐわ!」


完膚なきまでに叩きのめされた。
「止血しますね。」と声をかけられた気もするが、魂を抜かれた感じで放心状態。苦痛の10分がとても長く感じた検査だった。

内診台から降りる前、たら~っと血が流れる感覚が…。真っ赤な鮮血で内診台の紙のシートが染まり、わたしの太腿にも鮮血が。


コルポスコピー生検下組織診の方は、ナプキン持参で!といくつかのブログでみかけたが、これは必要だと感じた瞬間だった。


★★診察&検査代:7920円


続きます。