GTX980 HOF duck Edition 第2弾 | duck official blog

GTX980 HOF duck Edition 第2弾


duck Edition 第2弾の受付がGALAX STORE JAPAN
http://www.galaxstore.jp/
もしくはGalaxy Microsystems JPのfacebookでもうすぐ始まります。
今回は3枚のみです。





今回もある程度のデータを証明書代わりに添付しているのですが、
実は随分前にデータ取りは終了しておりました。

最近のドライバのスコア効率が上がってる事もあり、あまりデータが古くなってしまうと
スコアデータが比較対象として信憑性が下がってしまう事態もありうるので、
STOREの受付より早くデータだけ先に公開しておきます。
まぁ、このデータ自体能力のまだ7~8割?程度のモノであり、
その辺を推測して判断していただければ幸いです。



選別環境

CPU : Core i7 4790k (定格動作)
メモリ : DDR3-1600(ディフォルト設定)
M/B : ASUS Maximus 7 Formula
PSU : Corsair AX1200 x1
GPU-POT : Kingpin FAT


*CPUとメモリはディフォルト設定で簡易水冷環境でテスト
*NVIDIA Inspectorは通常版を使用。LODバージョンは使用していない。
*Core電圧はテスター実測で最大1.64v以内に統一して計測



card 12


OC耐性 : Core clock 2231.5MHz/Mem clock 2070MHz
CB -140℃ CBB -77℃ ベストスポット -125℃から-130℃付近
ASIC : 67.1%

備考 :

この板も非常に扱いやすく長時間冷やしてもCB耐性や
ベストスポットの移動も少なかった。
Core耐性に関してもズバ抜けており、規定電圧内ではこれまでの
最高クロックでベンチを完走した(画像1)
検証の際、かなり下のクロックから上げていった為に、
最終的には5~6時間の長丁場な検証となった。
板が冷え切ってしまうとスコアが微妙に欠けてしまう事はよくあるが、
今回も2.2GHzを越えてきた終盤はその症状が出てしまっている。(画像2)
かなりスコアがすっぽ抜けたので記録しなかったが、
2240MHzも余裕で2250MHzでも完走していた。

2~3時間に時間を定め、ならし運転を2.2GHz付近から始めて上を狙っていけば、
スコア効率も存分に発揮出来るだろう。
もちろん、電圧もまだまだ余裕がありCoreClock的にも
伸びしろは十二分にあるので、
Core耐性的には今後世界TOPのカードに成長しそうだ。

メモリは多少冷え性の症状が出ていたので、
その点をおさえて上手く扱って欲しい。
ちょっとした養生でガラッとメモリまわりの性格が変わるカードも多かったので、
簡単に改善できる範囲だと思う。









card 13


OC耐性 : Core clock 2206.1MHz/Mem clock 2154.6MHz
CB -140℃ CBB -78℃ ベストスポット -130℃付近
ASIC : 67.3%

備考 :

Core耐性こそカード12には及ばないが、総合力では今回の中で一番と言えるカード。
このカードも規定電圧内にもかかわらず既に2.2GHzを軽く超えている。
今回の980HOFは秀逸なBIOSのおかげでメモリ効率が非常に良く
少しのメモリクロックUPでも大きくスコアに表れる。
検証の前半ではメモリクロック2200MHzで余裕で走らせていたのだが、
やはり冷えてくるとCoreClockの足を引っ張りだした為、
かなり抑えたメモリクロック設定としている。
今後、ちょっとした養生や工夫でCore、メモリ共に2.2GHz超えも簡単だろう。






card 11


OC耐性 : Core clock 2146.0MHz/Mem clock 2026MHz
CB -115℃ CBB -75℃ ベストスポット -108℃
ASIC : 66.8%

備考 :

多少冷え性だが終始安定しており、スコアが大きく欠けることもなかった。
カードの潜在能力から推測するに十分にランキング上位も狙えるカードには違いない。
CoreClockもまずまずの耐性で今後の昇圧次第では2.1G台後半は狙えるだろう。

冷え性のカードによくある対処法だが
電圧設定をあまり動かさず・・つまり『決めうち』するのではなく、
常に電圧を上下させて最適な温度と組合す戦法が非常に効果的であった。
あとは少々面倒でも確実に走るClock領域でエージングの効果を上手に使い
少しずつ目的のクロックに近づけていく走らせ方が望ましい。
メモリまわりが多少弱い印象だったが、これは先にも述べたように
養生や走らせ方の工夫次第で改善の余地がおおいに残されてると言えよう。








http://page.freett.com/yasukazusimo/980hof2/








今回は3枚だけですが今回も強烈です。

ASICは3枚とも66~67程度でしたので、あまり期待もしていませんでしたが、
前回購入された御方に申し訳なくなるほど(笑)凄いヤツがいます。
規定内の電圧ながらCoreClock2250でもゴミでないヤツとか、
3枚中2枚は軽く2.2GHzを超えてます。
完全に想定外でした(笑)
しかも、前回の5枚は何回も冷やしてのデータでしたが、
今回は一発取りです。


あと、馬鹿みたく廻してると色んな発見もあるわけで、
Core、mem共に2250以上の領域になってくるとスコアがガツンとハネる法則?も分かりました。
2.2GHz以上廻された御方にお伝えします(笑)