Hynix 2012
いや~今年も残り一ヶ月、早いですね。
今年はIVYとメモリが面白かったこともあり、メモリにフォーカスした
某誌の特集記事作成の為のデータどりを、ここ一ヶ月くらい手が空いた時にやっていました。
IVY世代の代表4チップ(PSC,BBSE,サムソン,Hynix)で、
空冷レベルのMem-Clockから極冷Max域までの、
チップの特性やタイミング等の設定変化の状況をまとめていて
HynixはG.SKILL、サムソンは代表としてCorsairでやってます。
ひとまず現行品のHynixですが、帯域2133MHz~3000MHzまでまとめました。
高耐性のメモリを使ってはいるとはいえ・・・まぁ、素晴らしいの一言です。
こっち(Blog)にはあえて1400MHz以降しか載せませんが、
空冷2133レベルから2860MHzまでの耐性も素晴らしかったです。
今回もCPUは5GHz縛りの計測だったので、
ほぼ3000MMHz(実際は2996MHz)止まりの数値とはなってますが
間違いなくDDR3-3000以上でも楽勝な雰囲気で、
CL10のままでtRPを3000MHz時の12+1で3050MHz近くまで32Mが走るのには驚きでした。
CL11だとどこまでいくんだろ?(笑)
DRAM Refresh interval とtRAS Refresh intervalは10360&91のまま弄っておらず、
深追いせずの数値です。
(DRAM Refresh interval 14500 / tRAS Refresh interval 91→127 TAONPD15....他)
他のチップよりもtRRDは敏感なのでtRTPと同期の1設定などは出来ませんが、
5~6でも十分効率は出ます。
tWRとtRTPは他チップより極端に詰めれますが、速度への影響は少なかったかもです。
tCKEは理論では5が最速のようですが、ここは間違いなく4が最速。
重要なtWCLはやはり7ベースでタイミングを組み立てた場合が速い結果が出やすいですね。
他のチップとは異なり、tWCLの6ベース7ベース8ベースで
CLから全部見直さなければいけない結果とはならず、
緩ければ6、平均して7ベースで効率出るので楽でした。
一番圧巻なのは、ほぼ限界領域まで3rdのtRRSRが4ベース
(最速定番1-1-1-1-4-4-1-4-4-0など)
でいけることと、更に高速化する1-0-1-0-でも余裕なところです。(Hynix,サムソン)
ココが5ベースになるだけで32M換算で1秒は損失してしまうので、
プライマリが4種チップで一番緩い設定のHynixでも
3rdの耐性のおかげで後半の伸びが楽しめ、データどりでも飽きませんでした。
ホント、速度はさておいてよく廻ります。
ここまでくると下手なPSCとかならいい勝負出来ます。
まぁ、、BBSEとかは更に1秒くらいは高速なワケですが・・・・。
G.SKILL F3-2800C11-4GTXD
DDR3-2800(1400MHz)
CL9-12-11-20-1 /~
DDR3-2918 (1459MHz)
CL10-12-11-25-1 /~
DDR3-2978(1489MHz)
CL10-12-12-25-1 / ~
DDR3-2996 (1498MHz)
CL10-13-12-25-1 /~



