intelイベント2009 ドライアイス冷却編
そして『ドライアイス検証』ですが、
今回、私的に一押しのアイテムな
アルミ製ドラPOT『WB-03』の初お披露目です。
このPOTの特徴は
その重厚な造りもさることながら、
duck発案、NABEさん開発の
世界初の独自機能『プッシュピン』(爆)
による5秒で取り付け、5秒で撤収
のコンセプトの元に作られた
画期的なPOTです。
もちろん、特許出願中です(笑)
え~??
そんなんでちゃんとCPUとの密着がとれて
熱を伝えることが出来るの~??
と思われる御方も多いかと思います。
実際、私も企画段階で身内に相談しましたが、
皆に反対されました(爆)
しかし、ここからがNABEさんの腕の見せ所です。
なんと!!??
取り付けた後の圧着調整、
更に傾き補正まで可能で、
壊れるまで締め上げることが出来ます。
さすがにそこまでは想定してませんでしたので、
驚きました。NABEさん、グレイト!です。
このPOTは急ピッチで
市場に送り込む準備中ですので、
かなり早い段階でカタログから
購入出来ると思います。
お値段も『市販CPUクーラー』の常識な?
値段範囲で頑張ってます。
これで・・
『思い立った
その日から極冷』
・・が可能になります。
で・・性能ですが、実際使ってみましたが、
P55レベルじゃ何の問題もなく、
ドラ温度帯範囲での仕事はしてくれました。
容量も大きいので
多少冷やしこみには時間がかかりますが、
一度冷えたら十分な仕事はしてくれました。
もちろん、LN2でも大丈夫でした。
そのWB-03を使い、
ドラ検証をやってましたが、
どうもネタが長続きしません・・
もっと近くでお客さんに実際に装着してもらったり、
色々お客様にやっていただく予定でしたが、
目前の半分閉まった巨大なドアが邪魔で
それも自由になりません・・・
会場側のトラブルや悪天候にもかかわらず、
何時間も立って観てらっしゃるお客様に
申し訳ない気持ちがいっぱいで、
ここらでOverClockerならではの
『何か』を
一つ見せておかなければいけない・・
と勝手に思いました(笑)
そういえば・・・
メリットだけではなく、
デメリットもちゃんと伝える・・
が私達のコンセプトです。
う~ん・・???
とステージ上で考えた結果、
以前Booooonさんが
『このM/B、intel製なのに
Vcoreが2.3vまで設定出来ますよ!??』
と驚いていたのを思い出しました。
お~!・・・そりゃ確かに凄いです。
でも普通のASUSとか他ベンダー製のM/Bなら、
強制的にリブートがかかり、
ハネられてしまいます。
もちろん、最前列で観ておられた御方達も
多分?BIOS設定でハネられて死なないでしょう・・?
と笑って仰っておられました。
しかし・・真面目な造りが売り?なintel製です。
まさか?本当に2.3Vかけてしまうかも?しれません。
フリーズした程度なら、intelさんの目前でも
許していただける?とは思いますが、
実演中に板や石を殺してはシャレにはなりません。
しかし、お客の前で一度口にしたことは
もう撤収出来なくなってます。
さぁ・・困った・・
でもこういう局面の中途半端は最悪の結末を
呼ぶのが鉄則です。
結局、スイッチオーンしました。
intelさんは
やはり真面目に
仕事してました~(爆
申し訳ございませんでした。
ということで、
死んだ板を見つめること数秒・・
高いイベント予算をさいた板に
犬死にはさせない。
目前の広場で
有終の美を飾ってもらうことにしました。
板に液体窒素を直接ぶっかけて凍らせて
最後は散ってもらいます。
見た目的には最高です。
以前、お友達のファガーさんもメディアの前で
やっていました。
まずカチンカチンに凍らせて
皆様に触れて見ていただき、
最後に粉々になっていただく形が美しいです。
もうこの辺になると、
意識もモウロウとしてまして、
白煙モクモクな窒素の瓶を持ち、
ヨタヨタ、フラフラ歩く異様な姿は
通りすがりの御方の目には単なる
『狂人』
と映っていたかもしれません。
ぶっかける液体を後半の
ステージ用に残しておかなければ
いけなかったので、中途半端に凍ってしまい、
その辺の結末が私らしい(爆)のですが、
なんとか喜んでいただけたみたいで、
その時、見ていただいていた御方達は
ずっと何時間も最後まで残っていかれてました。
本当に嬉しかったです。
有難うございました!!


