今では世界で通じる外国語として使われるようになった英語ですが、
なぜ英語が世界で通じる外国語になったのでしょうか?
その歴史は20世紀中盤にさかのぼります。
20世紀中盤まで、イギリスは世界中に植民地を持っていました。
植民地の国々では、現地の言葉もあります。
植民地の国々で英語が公用語となったのは、イギリスの植民地の統治政策にありました。
それはどういうものかというと、
植民地にいるエリート層をイギリス本国で教育させ、それぞれの植民地に送り返したというものでした。
上層階級であるエリート層が英語で教育を受けたため、植民地行政では英語が支配的となり、現在もこの状態が続いています。
第二次世界大戦後、イギリスは国際的な影響力を弱めていきますが、元イギリス植民地のアメリカが強い影響力を持つようになりました。
その結果、英語が世界で通じる外国語となったのでした。