● ドゥカティ・モンスター1200が、1万人を超える来場者の投票による「Most Beautiful Bike of Show」で1位に選出
● 275,000台以上を販売したドゥカティのアイコン・モデルの第3世代が完璧なデビューを飾る
● EICMA 2013は、ドゥカティと今後のマーケットに関して明るい兆しとなる大勢の来場者を集めて閉幕
2013年11月10日 ロー(イタリア、ミラノ)
ドゥカティの新型モンスター1200が、ミラノで開催されたEICMA 2013国際モーターサイクルショーの最終日に、「Most Beautiful Bike of Show(最も美しいバイク)」に選出された。イタリアの出版社Motociclismoの主催で実施され、国際的に非常に重要なミラノ・モーターサイクルショーの恒例行事となっているこの人気投票は、1万人以上の来場者が参加し、高い価値とプレステージ性を備えた賞である。
ドゥカティ・モンスター1200は、2位となったMVアグスタ・ツーリスモ・ヴェローチェ800を大きく引き離し、1位に選出された。この結果は、最新のテクノロジーを投入して継続的にニューモデルを継続するというドゥカティの取り組みを反映したものである。アウディ・グループのメンバーであるドゥカティは、ここ数年にわたって好調な業績を維持しており、2013年の販売台数も、2012年に達成した販売記録と同等のペースで推移している。
この名誉ある賞は、モーターサイクルショーの最後に発表され、会場でイタリア二輪車工業会(ANCMA)会長のコラード・カペリ、Edisport Editoriale社長のピエロ・バチェッティ、Edisport Editoriale編集長のマッシモ・バチェッティから、ドゥカティ・モーター・ホールディングのマーケティング担当取締役であるディエゴ・スゴルバティに贈られた。
「Most Beautiful Bike of Show」は、フィエラ・ミラノ・ローの会場に50万人以上の来場者を迎えたショーを締めくくるイベントとして開催された。大盛況となった今回のモーターショーは、世界的な経済危機の影響を受けているモーターサイクル業界と市場にとって明るい兆しとなった。来場者による高い評価を受けたドゥカティの最新モデルは、先週の月曜日に、ミラノ中心地にある「レオナルド・ダ・ビンチ」科学技術博物館で行われたプレスカンファレンスで一般に初公開され、ドゥカティ・ブースには数多くの来場者が詰めかけた。
ドゥカティは、ドイツのケルンで初代モデルが発表され、20年以上にわたって275,000台以上を販売してきたアイコン的なモデル、モンスターの第3世代となる2014モンスター1200と1200Sを発表。卓越したパフォーマンスを誇るスーパーバイク直系の1198テスタストレッタ11°DSをベースに、中速域のパワーと使いやすさを強化したエンジンを搭載するこのニューモデルは、完全に新設計されたシャシーとマッスルなデザインをドゥカティの最新のテクノロジーと組み合わせ、モンスター・ファミリーの新しいフラッグシップとなる。
ハイスペックなブレーキ、サスペンション、片持ち式スイングアーム、軽量ホイールが、ドゥカティによる最高のエルゴノミクスと融合し、史上もっとも魅力的なモンスターが誕生した。革新的なアジャスタブル・シート・ハイト機構を採用し、非常に高い快適性を実現したこのモデルは、8レベル・トラクションコントロール、3レベルABS、3レベル・ライド・バイ・ワイヤーを、ドゥカティのユーザー・フレンドリーなプッシュ・ボタン式ライディング・モードに統合している。
高性能なS4RやS4RSといった歴代のエキサイティングなモデルを彷彿とさせる2014モンスター1200は、乾燥重要わずか182kgの印象的なシャシーに、145HPの最高出力(Sモデル)とライディングを強化する12.7kgmの扱いやすい最大トルクを発生するエンジンを巧みに搭載している。
モンスター1200は、ドゥカティ・レッドとレッド・フレーム、ブラック・ホイールの組み合わせとなる一方、モンスター1200Sは、ドゥカティ・レッドとレッド・フレーム、光沢ブラック・ホイールに加え、ホワイトとブロンズ・カラーのフレーム、光沢ブラック・ホイールの組み合わせが用意されている。
諸元値は全てイタリア本国仕様