先日開催されたWROOOMの模様です。
2013年1月18日、マドンナ・ディ・カンピーリオ(イタリア)発
本日、マドンナ・ディ・カンピーリオで開催された第23回Wrooomプレス・スキーミーティングの締め括りとなるエキサイティングなイベントで恒例のスキー&カート・レースが開催された。北イタリアに位置するトレンティーノ・ドロミーティの有名なスキーリゾート地で行われたこのイブニングイベントには、F1ドライバーおよびMotoGPライダーが参加し、集まった多くの観衆はこのエキサイティングなイベントを楽しんだ。
ドゥカティは、今回のWrooomの開催を祝すと共に、ドロミーティ山脈への感謝と畏敬の念を示すため、ムルティストラーダ1200の特別なカラーバージョンを製作することを決定。「パイクス・ピーク」スポーツモデルをベースに、「ドロミーティ・ピーク」バージョン専用の魅力的なボディカラーに変更。ベースモデルの魅力をさらに引き上げるため、太陽、青空、そして降り積もる雪をモチーフとしたカラーリングを纏ったこのバイクは、標高2100メートルの壮大なドロミーティの景色を背景に、スキーレースの直前にドゥカティチームのライダーによって披露された。期待をはるかに上回る美しい仕上がりを見せるこのバイクは、今回のイベント専用に製作されたワン・オフ・バージョンである。
スノーボードのダウンヒルレースでは、アンドレア・ドヴィツィオーゾが雪上における高い能力を示した。彼は、チームマネージャーのヴィットリアーノ・グアレスキを抑えて、見事に優勝。ジャンカルロ・フィジケラが優勝したスキーレースでは、新たにドゥカティMotoGPプロジェクト・マネージャーに就任したパオロ・チャバッティが素晴らしい滑りを見せ5位に入った。
夕方、聴衆の視線は、マドンナ・ディ・カンピーリオの凍結湖で開催されたWrooom 2013ウィークの締めくくりとなるエキサイティングなカート・レースに集まった。このイベントでは、ニッキー・ヘイデン、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、アンドレア・イアンノーネが、スクーデリア・フェラーリのドライバーであるフェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサ、マルク・ジェネ、ジャンカルロ・フィジケラ、ルカ・バドエルと対決。アロンソが、フィジケラとマッサを抑えてチェッカーを受け、F1チームが表彰台を独占したが、ドヴィツィオーゾ(4位)、ヘイデン(5位)、イアンノーネ(7位)も素晴らしい走りを見せ、聴衆を大いに沸かせた。
Wroom 2013プレス・スキーミーティングの終了と共に、ドゥカティチームおよびプラマックレーシングチームは、2013MotoGPシーズンのテストを開始する準備に取りかかる。4月7日に開催される開幕戦のカタールGPに向け、2月にはセパン(マレーシア)、3月にはへレス(スペイン)でテストが実施される.