弊社スタッフのバイクを順次紹介していくコーナーです。
今回は若造onnのスタッフバイク紹介となっています。
従業員それぞれ個性が強い奴なのでバイク車種一台一台紹介してゆく予定です。
まず、最初に紹介するのは私onnのサブバイク「400SS jr」です。
↑キュートなフォルムと強烈なドゥカティサウンドのギャップが堪りません↑
400ccの二気筒空冷エンジンで当然キャブレターです。当時の900SSと同時期の日本向け(中型免許)モデルだったらしく、そのころを詳しく知らない私が聞いた話だと、900SSとほぼ値段が変わらなかったとかなんとか・・・
Fダブルディスクキャリパにフルフローティングブレーキディスクが前後、アルミスイングアームでアクロンマーヴィック製(?)の2ピースホイールは16インチ。
所謂排気量だけ400ccで車体は900そのままという豪華な装備が魅力です(当時並感)。
高校生時代にこっそり免許を取りに行き、実家にあったコイツを直して乗ったのが人生初めての中型で、人生初めてのドゥカティでした。
16歳から18歳くらいまで乗っていましたが、私がドゥカティスーパーバイク999に乗換える為の資金として、中古車という形で別の方の所へ”一旦”旅立ってゆきました。
その後、この400SSを買われたお客様が膝を悪くし、前傾のポジションのバイクに乗れなくなったとの事で、私のもとへ帰ってきました。
再びこのバイクに乗るため、その時オモチャとして持っていた「イタルジェット ドラッグスター180」を手放し、再度自身の所有物として手に入れなおした、という経緯があります。まさか、再び所有できる日が来るとは思っていませんでしたね。
↑オレンジ色のスクーターがドラッグスター180。センターハブステアリングでトレリスフレームで180cc単気筒2サイクルという超奇抜で超速いスクーターでした。なお横のキュートなモトコンポは社長がどっかからもって帰ってきた奴↑
↑お客様のところから回収した直後の状態。乗られる機会も少なかったのか各所に錆が・・・↑
そして回収後、少しずつ直して行きました。
↑分解が非常に容易です。サビ取りにほとんどの時間を持って行かれました。修理のついでで、会社に転がっていたオーリンズを取付しグレードアップ!↑
↑キャブレターはちょっと大きめのFCRをつけています。素晴らしい吸気音とフラットバルブ(だったっけ?)特有のカチャカチャ音が愉快です。当然バラして調整し直しました。Fフォークも錆が酷かったので再メッキとSKFのFフォークシールキットに変更してご満悦↑
↑ほか、いろいろと追加補修を行って、リチウムイオンバッテリーをつけてみたり、マフラーもまた会社に転がっていたカーボンサイレンサーをつけてみたりとなかなかよい感じに↑
↑このあほ面たまりませんね。人間に例えれば癒し系?性格はとってもわがままです↑
とまぁ、綺麗になおしてあげて車検も取り直してあげました。まだまだキャブの設定も修正が必要そうですが、16インチ特有のクイックで独特な操舵感のハンドリングは一度乗るとやみつきです。
5速ミッションを6速に変更しているおかげでクラッチの切れが悪かったり(というより切れない)、ハンドルが全然切れなかったり(取り回しでUターン出来ない)、ブレーキも今のバイクに比べると効きが悪かったり(しかも鋳鉄ですぐ錆びる)、18歳の時熊本まで走りに行った時レギュレータが壊れて一緒に行っていた仲間とバッテリーを入れ替えながら広島に帰ったり(会社まであと2kmの所で完全なバッテリ上がり・・・おしかった)、等色々な特徴や思い出が詰まっています。
というより、コイツのおかげで人生のレールが大きくそれたとも言えるかも・・・
次回も適当に社員とバイクを引っ付けて紹介する予定です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。