うだるような暑さ控える梅雨時期がついに近づいてきました。夏も梅雨も、引きこもりがちな自分にはあまり関係ありませんが、肌の白さをネタに友人たちに毎年笑われるので今年も黒い男を目指している若造onnです。
さて、日本に1.27億人いらっしゃるドゥカティ信者(潜在的含み)の皆さんこんにちは。今回も稚拙な内容ですがブログを書いていきます!
そういえば、買ったPANIGALE V4の車体番号下4桁が僕の誕生日と同じでした。何だか親近感がわいたので暇があればカウル先端を猫のように撫でまわしています。
今回は、整備編(技術編?)となってます。
なお、ドゥカティジャパンさんより、デビューフェアまで実車バイクの写真を載せるのを禁止されていた為26日の夜に投稿してます。
大人の世界って怖い・・・
PANIGALE V4 Sはショウルームにて常時展示しています!
ので是非見にいらして下さい!
まずは車体の全体像。実車はコンパクトかつスリムで、一目でドゥカティと分かる流麗なフォルムに猛禽類を思わせる鋭い顔つきが特長です。
その優艶なシルエット。V4の不等間隔爆発による攻撃的なサウンド。過ぎ去っていく特徴的なテールライト。数多くの人間を注目させ、そして振り向かせるだけの魅力があります。見た瞬間に形、色、音すべての情報を全身で感じとり、本能でそれが一級品以上である事を海馬に焼き付ける事でしょう。
ひとたびこのバイクで走りだせば、PANIGALE V4は与えられた使命を果たすべく、車体全ての機能を以って純粋なライディングプレジャーを感じさせ、イタリアンスピリットを全面に感じさせる純然たるスーパーバイクとしての走りを提供してくれます。
↑箱明け時の写真。一言でいえば壮観です。↑
ネットで調べればいくらでも出てきますが、目の前で剥ぐと如何にぎっしり詰め込まれているか分かります。洗練されたコンパクトさには、小型化高性能化を目指す日本人エンジニアにも魅かれるものがあるのでは?
とにかく、独自路線の技術開発でV4のエンジンをこれだけ小さな車体に詰め込められるのは、時代の流れを感じられます。
細さのため、デザインの為、大きく湾曲した横板が施されたラジエーターやカウルに添うように斜めになっているチャコールキャニスタなど大胆かつ繊細に手が加えられています。
また、各部パーツがお互いを支え合うよう設計されているのでここでも軽量化を図っていると思われます。
ちなみに、今回のエンジンですが、画期的な機構が搭載されています。それは・・・
気筒休止システム!です。
いや、画期的なのはこれだけではないのですが(ウォーターポンプ駆動ギアによる内圧コントロールとか、3層構造のエキゾーストシステムとか、可変長吸気システムとか、片側ギア駆動のカムシャフトとか、逆回転クランクとか、とか、)ブツブツ
おっと、機械オタク特有の部分が出てしまいました。
ピストンをのぞく時、ピストンもまたこちらをのぞいているのだ、というニーチェ(?)の名言もあった気がします。
・・・おふざけはほどほどに、気筒休止システムってなんだよ、という方に説明を。
一般的なエンジンで言えば、気筒休止=燃費改善が主です。
ああそれと、アイドリングストップとは別物ですのでご注意を。
例に挙げれば、V型8気筒のエンジンのうち半分のエンジン(正確には燃焼室)に対し燃料の噴射を止めることで、4気筒でアイドリングを行いその分燃料を使わないので燃費改善が行われます。簡単な技術に見えますが、ポンピングロスや振動、休止→復帰の円滑さなどの部分を改善しなければなりません。
これについては、車メーカーさんも頭を悩ませて、実用化してます。最近の車種で搭載されている車両を例に上げますと、、アウディのA1とか、マツダのCX-5とかですかね。
さて、PANIGALE V4の気筒休止はというと、V型4気筒のうち後ろ側(Rバンク)を停止させます。
さて、お気づきのかたもいらっしゃるでしょうか。これ、燃費改善もなんですが、ライダーへの熱負荷も低減されてます。
実際、止まっている間は熱くありませんし、気筒休止すると音が結構変わるので直ぐ分かります。作動条件は、エンジンの冷却水温度が85℃以上であることと、アイドリング中でギアがN(ニュートラル)かクラッチレバーを30秒間以上握ると作動します。
振動は感じません(不当間隔爆発のおかげで爆発間隔が丁度いい?あくまで予想です)。
また、休止→復帰もスムーズで、気づかない人は気づかないかも?僕が感覚で気づけたところは音だけでした。
量産型オートバイでは初?もしくは希少性があるにしても、さも当たり前の技術の様に記載している所に、他を圧倒する技術力の高さを感じます。
アウディの傘下(フォルクスワーゲングループ)に参入してからは個人的に良い事ずくめな気がしますね。4輪に勝るともいえる工業的信頼感の高さや最新技術の供与。マンマシンインターフェイスのレイアウト助力、エトセトラ、エトセトラ。
そのときキミは美しいとか言われてた(ネタにされてた)時代は過ぎ去り、高品質=ドゥカティという時代が着々と近づいてきてるのでは?と思ったりしてます。
新しい事に挑戦し続け、勇気、努力、勝利な部分には流石赤いバイク。熱を感じますね。
で、整備編と書いてますけど、PDI(新車組立)の内容とかその辺全く説明してなかったですね。
えーと、箱開け時(上の画像参照)には、いろいろな部品が装着されていません。車種によってはハンドル等が付いてなかったりもします。
箱は船で運搬されて日本にやってきます。鉄の枠で覆われた状態で弊社のサービスピット前まで運ばれてきます。
それを組み立てし、可動整備を行っていきます。ザックリと説明してゆけば以下の様な流れになります。
車体のバージョン、アップデートのチェック、各部の締め付け確認や取付部品のチェック、オイル、水の量、空気圧のチェック。そしてバッテリーの搭載や燃料の給油を行い、最後に診断機(ドゥカティ・ダイアグノーシス・システム・2.0)を用いて、機体のネットワークに7個搭載(グレード、オプションで変わります)されているコンピューターをそれぞれ診断/調整。
ちなみに機体のネットワークはメインがCANラインで一部にLINを用いています。
CANとかLINとかは説明を行うと話が大きく脱線してしまうので、そのうち説明する予定です。
↑自分のバイクですが、夜中にマウンテンデュー片手に整備してました。今はPCが無いと手も足も出ません。
なんとなく中途半端な内容になってしまいましたが、今回はこの辺りで・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました。
購入記編
デスモ社員バイク購入記 PANIGALE V4 S ローン編
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技術編
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知ってるけど知らない。いまどきの最新技術PANIGALE V4 技術編 フレーム編












