昨晩は、このあたりを台風2号が通過するというので
警戒していました。
スマホの警報が何度も鳴り響き
市内の川が2つ氾濫したことを知り、
毎週駅前某所で行っている練習を取りやめることにしました。
本来中止連絡はバンドマスターの仕事ですが、
諸事情により連絡がつかず、致し方なく私の独断。
警報が鳴っても、
現状と自分の現実を重ね合わせることには
ちょっとハードルがあって
誰もが「自分は大丈夫」という正常性バイアスが働いてしまう。
いつも豪快な人が亡くなったり
後から「あんなことでビビって」と言われるほどの小心者が
最後は生き残ったりすることも。
人に何を言われようと、命あっての物種。
それはイベントにしても同じ。
「あんな程度だったらやればよかったのに」
とは結果論。
大きなイベントであればあるほど
中止を決めるのは、関連先の多さもあり
そのために前倒しで決める必要もあり
とても大変なことと思う。
毎週シロートの年寄りが集まってただ音鳴らすお遊びとはわけが違う。
今日は、仕事の後で所用を済まそうと隣町を目ざしたが
天下の東海道の交差点付近で大型トラックが止まったままになっているのを見、
渋滞をやっと抜けるかと思えば目の前に「この先冠水につき迂回」の看板を見、
実際に迂回した道にも大きな池が出来ているのを見て
さすがに心が折れた。
そして、イベンターの決行までのご苦労をしのんだりした。
登山に似ている。
引き返す勇気。それは人に笑われることもある。
人からなじられることもある。
でも、人死にが出るより笑われたほうがいいよね…。
みんなお疲れさまでした。
被害に遭われた方が一日も早く日常を取り戻せますように。