今日、ちびっこ英語で担当した年少さん2人クラスで
ひとりの男の子が時間より15分も早くやってきた。
目をキラキラさせてすごい見て来るんだけど無言。
こちらから話し掛けるとうなずいたりはするけど無言(笑)。
レッスン後にお母さまが言うには
「先生に会うのが楽しみ過ぎて早く来たのに緊張して固まってる」らしい。
カワヨ。(〃▽〃)
レッスン中も「僕、言える」アピールが激しくて笑うの我慢するのツラし。
もう一方の男の子もがんばってアピってみるのだが
圧負けて、ママにしがみついてた。
でも自分の得意分野では形勢逆転したり…。
二人ともがそれぞれのレベルとそれぞれのペースを持ってる。
できる日もあれば気が乗らない日もある。
それがフツーで当たり前。それをどっちも受け止めるのが大人の役割。
仕事なのに楽しくて仕方ない。
その前のクラスはいつも大暴れするので「大王様」と呼んでいる3歳さん。
彼が今日は異常におとなしかった。
どうやらお母さまが「サンタさんがプレゼントあげるかどうか今調べてるよ」
と、教えたようだ(笑)。
毎回、「さて今日はご機嫌いかがかしら?」と対応を工夫してきたのに
サンタさんはそのポジションだけで大王様を制してしまうのズルい!(T∀T)
太刀打ちできない!そしてクリスマスの後がコワイ!(笑)。
レッスンを終えると雇用主ご夫婦から
「月曜のトライアルレッスンとてもうまくいってるみたいですね」と、ほめられた。
そう、ある兄妹二人がトライアルスタートしたのだ。月曜日が2回目だった。
「お兄ちゃんが『幼児教室(日本語の本科)よりずーっとおもしろい!』
と言ってくれてるらしい。
実は土曜日に突然他の生徒ちゃんのお母さまから
「今までありがとうございました。実は今日が最後になりますので…」と
別れを告げられ、ちょっとだけガッカリしてたので、
新しい生徒ちゃんたちが喜んでくれ、入室確定することが嬉しかった。
このやめてしまう生徒ちゃんは、
初日に玄関に入る前からギャン泣きで全力で拒否ってたんだけど
レッスン始めたらどんどんノッてきて、笑顔になってくれた。
それからは毎回何かプレゼントをくれたりしてレッスンも積極的だったのに、
最近集中力がみるみるなくなって、いつも机で溶けてしまうようになった矢先のことだった。
雇用主が言うには、お母さまがスパルタで、
お姉ちゃんのレッスンでしばしば暴発していたらしい。
習い事の教室でそうだということは、家に帰ればその10倍はやってるだろう。
断言するけど、親にできることは見守ることだけだ。
子ども(だけじゃないけど)は自分でやりたくてやってることしか伸びない。
親が無理やり伸ばしても親がやめればそこで止まる。つか、元に戻る。
ボルテックスとかゾーンなんて、子供たちにとっては日常的な居場所なのだ。
親が干渉するということは、そこから子供たちを追い出すことでしかない。
お母さまの雰囲気がいつもとげがあって、
他のお母さま方もその空気にきづいてピリピリしてたのは気付いてたし
正直私もストレスを感じていた。
だから、やめると聞いて少しホッとしたのも事実だけど
やはり生徒ちゃんのことが気にかかる。
あんなに元気で明るかった彼女が今はまるで違う子のようだ。
こういうのを「親ガチャ」というのか。
それでもきっと子供のことを思っての行動だということが余計に悲しいね。