前の記事に書いた、

北風に薙ぎ払われし自転車たちの話にはちょっと続きがあって、

そんな哀れなるチャリンコたちの救世主が

実は私のご近所に住まわれているのだ。

 

私は以前自宅で優雅に?仕事をしていたのだが、

仕事部屋の階下前にはチャリ置き場があり、

風の強い日には何度も何度も「ガチャーン、ガチャーン」と

強風になすすべもない無力な自転車たちが倒される悲しい音が響いてきたものだ。

 

それがこの数年の間に、

台風であろうとほとんどの自転車たちが倒れなくなった。なぜか。

 

私、コレほんと目から鱗で、

もう全国のチャリ置き場に広めたいんだけど(笑)、

ある賢者様が画期的な解決策を示されたのだ。

 

それは、「ゴムベルトでサドルを上から吊ったらええやんか」という

(まあ屋根とかなんらかのバーがあること前提なんだけど、

賢者様は布団干しみたいなバーも持ち込みだしたよ(;´∀`))

とてもシンプルかつリーズナブルな方法だった。

 

かくして賢者様が仕切っているあたりのチャリ置き場では、

台風の中、チャリンコたちがユラユラしているのが見られるようになったのだ。

平和が訪れた!

 

この、海の向こうからやってきた賢者様は、

土さえあればどこもかしこも開墾されてしまわれるので、

この界隈で時々物議を醸されているが、

個人的にはワクワクして目が離せないお方なのである。