よく「音楽性のうんぬん」で

バンドメンバーが入れ替わったりしたという

ニュースを読んだことがあったけど

まさか自分が自分のバンドのメンバーに

クビ宣告する日が来ようとは思わなかった。

けど…

今日、ごめんなさいした。

 

まだ2回ライブした程度なんだが

毎週、顔を合わせて

毎週、音楽をやっている仲間。

 

それでも、ずっと「そうじゃない」って

言い続けてきたことを

「オレにはできん」の一言で片をつけられたことで

心が折れ、それと同時に理想の相手に出会い

その人が快く引き受けてくれるというので

今日、ごめんだけどこうなったから、

と、実質的にクビ宣告をした次第。

 

何気に音楽仲間としての付き合いは

一番長い彼。

気のいい彼。

…なんだけど

 

たかが趣味のライブ

お客さんからお金をちょうだいするとはいえ

それも趣味の延長線上のこと

…なんだけど

 

趣味だからこそ、妥協したくないんだよね。

 

そうなんだよね。

 

だって趣味なんだもん。

自分が楽しいと思うこと以上に大切なことなんて

ない!

我慢なんてしない。(←できない、と言え!)

人から何言われようと

自分ファースト。

 

心が少しも痛まないといえばうそになるけど

それも多分きっと本当は

人が聞いたら何て思われるかなとか

くだらないこと考えてるだけなのだ。

 

人からいい子と思われたくてやってるんじゃない。

やりたい音楽をやりたいだけだ。

歌いたいように歌いたいだけだ。

 

それ以上でもそれ以下でもない。

でも、ちょっとだけ

ごめん。

 

クビ宣告した後、彼のドラムは

いつにも増してボリューム過多でノイジーだった。

うん、やっぱり切って間違いじゃなかったと思う。

彼のやりたいことと

私のやりたいことが違っただけ。

それだけ。

 

お互い楽しい音楽ライフを送ろう!