今日は、印刷業界という泥船からついに脱出するための第1歩。
幼児英語教師募集の面接に行ってきました。
もうね、精神的にも経済的にも、いろんな意味で限界。
分かってるのにウジウジ動けなかった背中を押してくれたのは
職場のオソロシイ先輩。
彼女の担当するチラシなどがことごとく発注されなくなってきて
いつもなら手伝ってもらうことも憚られるのに
ヒマになったもんだから、鬼のようなダメ出しの嵐。
まあそんなの今までもあったんだけど、
このコロナ禍、来年になればこの業界はもっとダダ下がることは目に見えてる。
このままここにいる?そんなしがみつく価値あるの?
こんな空気吸いながら?
むーーーりーーーーー
心が病気になっちゃう。
しかもこんな安い時給で!
と、結論が出れば行動は早い。
一晩寝ずに求人情報を精査。
自分の次のライフスタイルの輪郭を
妥協せずに大胆に引いてみた。
どうせ選ぶのは向こうなのだから
何もここで遠慮することはない。
〇〇資格、××検定のように
カッチリ分かりやすい武器になるものはひとつもないけれど
やってきたことをすべてキャリアとして書き上げた。
だって、私はそれを誇りに思ってるんだもん。
息子の仕送りのために始めた派遣。
そこで出会った仕事の数々。
それはひとつ残らず今の私の血肉になってるんだもん。
そうしてエントリーしたうちの一つが
幼児英語教師。
英語に触れる時間が少しでも増えるのはとても魅力的。
しかもそれがダントツ時給がイイ!
でもやっぱり高いには理由があってな…
応募してから気が付いたんだけど、
「面接2回、うち1回は英語面接」って書いてあった。
それに気が付いたの2日前。もうコレ無理やーん…(;'∀')
でも、もう日時決定しちゃったし…
開き直って楽しもう!と決めた1日前。
付け焼刃で、英語面接の文章作って泥縄暗記して臨んだんだけど、
今日はフツーに日本語で(自分だったら最初に発音で足切りするけどな)
2対1の面接だった。
のっけから、自分にはまったく英語スキルがないこと、
間違えて応募したことを謝罪したんだけど、
なぜか面接が終わらない。
いつも履歴書に書くことなくて、シャレで
趣味欄に「ジャズ歌います」って書いた。
そこに目が行ったようなので、
所属するバンドにいるアメリカ人トランぺッターとの会話が
なかなかはかどらないこと、
この際だからもっと自然にしゃべれるようになりたいこととかつらつらと。
そしたら、なんかいつから入れますか?とか、
曜日や時間は?とか、妙な流れになってきた。
「あ、絵を描いたり、デザインもできるんですね~」まあそりゃそうよね。
「例えば会報誌とか…」off course。
「歌えるんですよね? クリスマスソングとか…」え?
「司会とかも得意そうですよね?」は?
な、なんかイイ波が遠くから押し寄せてくる(;'∀')
カードを使っての子どもたちへのレッスンや、
絵本を使ったレッスンをテストしてもらったら
「めちゃくちゃ発音いいですね!」って褒められた。
初めにレクチャーしてくれた先生が日本語英語過ぎて逆に焦ったわ(笑)
そう、ここって英会話教室じゃなくて、学習塾だったのよ。
来てから知ったけど(爆)←いっつもこんなん
ライブのことも聞かれるままに答えてて、
もうコレ面接ちゃうやん(;'∀')な空気感になってきた。んで、
私も調子に乗って、こないだのライブでやった
CAのアナウンスをご披露してしまったw
あの「Ladies and gentleman...」で始まるやつ。
で、結果、2回目の面接すっとばして、まさかの採用決定(笑)
何要員か知らんけど。
採用理由1「おもしろそうだから」
採用利用2「子供好きで楽しい人だから」
採用理由3「…あ、発音が素晴らしい」のようです。
いやー、ジャズやっててよかったわー(;'∀')
これが「芸は身を助く」ってヤツかー!
さて、明日は、介護施設or事務員派遣、金曜日には葬儀会場面接でございますのよ。
私の人生、泥船からイカダへとtransferでございます。
このオトナチャレンジ、はてさてどうなりますことやら…
英語も教師も私の人生には今まで職業選択肢として
一度もカスったこともない。幸先いいな!
オラ、ワックワクすっぞ!
職場からは私物を全て引きあげ、
「気分がすぐれない(アイツのせいで)ので早退します」
と、ソッコー、全力で逃げてきた。
雇い主も、何度もわざわざ頼んできてもらってた私を
雇い止めするのは言いにくかろう。
でも売上が3割落ちたって私に耳打ちしてきたぐらいだから
ホンネではホッとするんじゃないかな?
まあ「一身上の都合により退職宣言」はもすこし先にするけど。
きっとコレで全て丸く収まるのよ。
セルフリストラされてあげる私って、スゲーイイヤツだわ!
写真は、先週末実家に行ったときに撮った、私の氏神様の大イチョウ。
弟から「正月集まってくんな」令が出てるんで、
この日も、母に玄関に顔出してもらって、それだけでバイバイ(T∀T)ツラシ
セッションで寂しさを穴埋めしてきたわ。