自分がおいてもらっているバンドは

わりと大所帯で、

最近露出が増えたせいもあり

もともと練習なのかセッションなのか

わからない練習の場に

遊びに来る人が増えた。

 

うちのバンマスは

基本誰でもウェルカムで

そのおかげで私も入れてもらってるし

参加費500円でのみほーでもあるので

来たい人はたくさんいる。

 

特にヴォーカル。

 

うちのピアノとベースはレベルが高く

その上、メンバー中の役所関係者の

企画で市民ジャズ講座のセンセイ様

という意識高い系。

 

当然コードもわからんまま

いいかげんな楽譜を作ってくる私に

満足してなどいない。

それはずっと背後からスナイパーに

狙われているような緊張感として感じてきた。

 

提出した楽譜を指先で汚いものでもつまむように

返される事なんてしょっちゅうある。

 

それでもこんなに練習できる場所を

自分から放棄などできない。

私がコードを理解しさえすればいい話なのだろうけど

 

そこで足を引っ張るのが

自分の中にある

「そんなことできないヴォーカリストなんて

いくらでもいるじゃんか!」という甘え。

 

昨日はその上、

「バンドとしての練習したいなら

フロント用にB譜も用意した方がいいよ」

と注文を付けられた。

コードだけでなくオタマ付きで。

 

本音を言えば私は

トリオがいてくれればいい。

なのになんでそこまでやらなきゃいけないの。

 

と言いたいけれど、ジャズ始めてからずっと

「バックがヴォーカルいじめるには

演奏やめればいい。それがどれだけ怖いことかわかるか?
だから、バックには敬意を払え」と教えられてきて

お辞儀まで指導されてるのでとても言えない。

 

彼の真意がどこにあるのか

私よりずっと上手くて黒本キー対応の人が来てから

前より風当たりが強くなった気がするのは

被害妄想だろうか。

 

昨日のやり取りを横で聞いてたおじいちゃんベースは

「彼も言うねえ~。でも言ってくれるのはありがたいこと。

あんたが延びると思ってるから言ってくれてる

元気を出せー!」

と、ずっとずっとずーっと私に気を使ってた。

 

ピアノに言われたことが悔しくて

おじいちゃんに気を使われたのが悔しくて

今日になって泣けてきた。

悔しくて泣けるなんて久しぶりすぎるけど(笑)

泣いたらちょっとスッキリした。

 

いい機会だからと

ゆうべからホントに真剣にコードの勉強しだしたのに

今朝からまた仕事が入っちゃって

ありがたいけどなんだかなー。

 

でも涙はいろいろ流してくれるって

久々に実感した。

 

悔し泣きなんて、私ゃ思春期か!

スポ根か!

 

そげなことごちゃごちゃ言ってるもんだから

サカナが焦げたよ!

 

ああせっかくのサワラ西京漬けが!!

 

 

コードのおべんきょ

 

真ん中の指が安定か、不安定か

明るいか、暗いかを決める。

 

mとMがどういうお約束でどっちに乗っかってるか理解した。

 

以上。