このところ、お歌が中へ中へ進んでいる。

自分の中のブラックホールに突入してる感じだ。

 

突き当たったなと思ったのは2週間前。

こんなのゼッタイ無理! 

もう歌うことが楽しいより苦しいのほうが大きくなってしまった。

あんなに楽しかったのに。

 

壁に出会ったら

曲がるか 昇るか 壊すか ドアを探すか

いろんな対処法があると思う。

 

壁を障害物と思えば曲がればいいし、ぶち壊してもいいし

ドアを探したり、作ったりしてもいい。

 

でも、壁を階段だと思えば昇ればいい。

少し落ち着いて壁をじっくり観察した。

 

してる間に首が回らなくなったんだけど

これもいいきっかけだった。

おもしろかったのは

歌えないだけじゃなくて、

歌詞を思い出そうとするだけで

首の付け根にストレスがかかってるってこと。

 

歌えない間にいろんなこと考えた。音源たくさん聞いた。

歌えないからいつもよりじっくりひたすら謙虚に聞けた。

 

今回の壁はジャズボーカリストってなんじゃい ということ。

 

まあ頭でわかってはいたけど

歌わせてもらうんじゃなくて、

曲の始まりから終わりまで主導権と責任を持つこと

それができなければバンドの中で「アイドル」とはなれないだろうこと。

「アイドル」とは語源そのものに「崇拝される対象」なのだ。

いやはやなんとも恐ろしい言葉だよね…。

 

コーラスだけ好きに歌って、あとは知らない、勝手にやって

ではいけないのだ。

 

しかし自分、そんなものになれるのか?

いや、なろうと思えるのか?

でもせめてなろうと思わなければバックに失礼だ。

と、イマココ。そう、やっとココ。

 

これが今回の壁さんである。

イッキに昇れるわけないので

そのつど課題を一つずつクリアしながら歌っていこうと思う。

 

でも、しばらくアウトプットでなくて

インプットと自主練をメインにしたい。

 

もっと自分の方針を自分に問い詰めよう。

ぼんやりじゃなくて、もっとソリッドにしなくては。

その過程でわかることもたくさんあるだろうな。

 

大丈夫、苦しいのは昇ってる証拠だから。